創部1920年 / 体育各部1922年公認
4年間をどう過ごすかは自分次第。今年度のスローガンは「戮力協心」、部の目標・各々の目標に向けて日々頑張っています。
現在の山岳部と共に1920(大正9)年に発足して以来、日本のスキー界をリードし続けてきた。草創期から競技スキーやトレーニング方法などを研究・実践し、1923(大正12)年に開催された第1回全日本スキー選手権には関東代表として出場し、 2種目で表彰台入り。1928(昭和3)年のサンモリッツオリンピックでは、日本代表としてスキー競技に初出場を果たした6名中 5名が早稲田勢。同年に開催された第1回全日本学生選手権ではリレーなど3種目で優勝を飾った。
戦後は低酸素トレーニングの実施、インターバルトレーニングやウェイトトレーニングの本格採用などにいち早く取り組み、時代に先駆けたトレーニング法を確立した。全日本学生選手権では1954(昭和29)年から3連覇、1962(昭和37)年から4連覇。オリンピックや世界選手権の大舞台で戦う日本代表選手を数多く輩出し、全盛期を迎える。
1992(平成4)年のアルベールビルオリンピックでは、卒業間もない河野孝典と現役生の荻原健司がノルディック複合団体で金メダルに輝いた。二人は2年後のリレハンメルオリンピックでも連覇を達成。全日本学生選手権では長きにわたり優勝を逃していたが、2007(平成19)年に40年ぶりの総合優勝を果たし、学生スキー界の頂点に返り咲いた。男子が全日本を制した 2022(令和4)年には北京オリンピックで渡部暁斗らがリレハンメル以来の団体表彰台となる銅メダルを獲得。メンバー全員に加え、サブメンバーに現役生の谷地 宙、ヘッドコーチに河野が名を連ねる、オール早稲田のチームによる快挙だった。
※2022年度発行『早稲田スポーツ125周年記念誌』より
木村 和彦(スポーツ科学学術院・教授)
藤田 善也
大堰 徳(スポーツ科学部)
髙良 太郎(スポーツ科学部)
35名 (2023年12月現在)
所沢キャンパス周辺
国内各地(白馬・野沢・志賀・鹿角・札幌など)
国外各地(フィンランド・中国など)海外(フィンランド・ノルウェーなど)
国立スポーツ科学センター
4月 | |
5月 | GW雪上合宿 |
6月 | ミニ合宿、夏季インカレ |
7月 | ミニ合宿、夏季インカレ |
8月 | 全体合宿・部門別合宿 |
9月 | 全体合宿・部門別合宿 |
10月 | 月海外雪上合宿 |
11月 | 月海外雪上合宿 |
12月 | |
1月 | 試合期(国体、全日本学生選手権、全日本選手権および国際大会) |
2月 | 試合期(国体、全日本学生選手権、全日本選手権および国際大会) |
3月 | 試合期(国体、全日本学生選手権、全日本選手権および国際大会) |
月~日:部門別および個人別トレーニング
土:全体練習(所沢キャンパス内)
スキー部寮費:月40,000円
部費:月5,000円
合宿、遠征費:各自(一部 補助有り)
埼玉県所沢市糀谷134-1
早稲田大学スキー部合宿所
河野孝典
1991(平成3)年卒。冬季オリンピック個人種目では日本勢初となる銀メダリスト。団体種目では2大会連続の金メダルを獲得。荻原健司
1992(平成4)年卒。冬季オリンピックで2大会連続の金メダルを獲得したほか、ワールドカップ個人総合3連覇。ワールドカップ通算19勝を誇り、「キングオブスキー」の呼び名で知られる。渡部暁斗
2011(平成23)年卒。冬季オリンピックに5大会連続で出場し、3つのメダルを獲得。荻原健司に並ぶ日本勢最多の ワールドカップ通算19勝を記録している。村岡桃佳
2019(平成31)年卒。平昌パラリンピックに続き、北京パラリンピックでアルペンスキー女子大回転(座位)など3つの金メダルを獲得。※2022年11月時点
0429-47-0484