Athletic Center早稲田大学 競技スポーツセンター

Track & Field

競走部

体育各部/プロフィール

創部1914年 / 体育各部1914年公認
五輪、世界選手権に出場するトップランナーを数多く輩出。近年では、竹澤健介(21年卒)、 江里口匡史(H23年卒)などが、日本陸上界を牽引するアスリートとして活躍しております。

競走部沿革

8番目の部活動として1914(大正3)年に発足した。厳しい練習環境の中、創意工夫で海外の先進的なトレーニング法を取り入れ、その年には早くも日本選手権で三吉友之輔が棒高跳の日本記録を更新。そして、早稲田スポーツの先駆者として日本中を熱狂させたのが、現役生だった織田幹雄による1928(昭和3)年のアムステルダムオリンピックの三段跳金メダルである。日本人初、アジア人としても個人初のオリンピック金メダリストという偉業。織田は3年後に三段跳で世界記録を樹立したが、これも日本人初の快挙だった。同日に走幅跳で世界記録を更新した南部忠平は、1932(昭和7)年のロサンゼルスオリンピックで、織田に続けて三段跳金メダルを獲得。走高跳でも銅メダルの活躍を見せ、日本陸上界における早稲田の地位は確固たるものになった。

学生陸上競技の花形である箱根駅伝には第1回大会から出場を重ね、13回もの総合優勝を誇る。箱根から世界に羽ばたいてマラソンで活躍した瀬古利彦、「早大三羽ガラス」で名を馳せた櫛部静二・武井隆次・花田勝彦、圧倒的な走りで「怪物」と呼ばれた渡辺康幸ら名選手を輩出。シード権落ちを繰り返すなど優勝から遠ざかる時期もあったが、渡辺が駅伝監督に就任すると風向きが変わる。大迫 傑が入学した2010(平成22)年度には18年ぶりの総合優勝を果たし、出雲駅伝や全日本大学駅伝の優勝と合わせて史上3校目の大学駅伝三冠の快挙を達成した。大迫は卒業後、3000mと5000mで日本記録を保持し、マラソンでも日本新記録を2回樹立。東京オリンピックの男子マラソンでは6位入賞の好走を見せるなど、世界を見据えて日本の陸上長距離界を牽引している。箱根駅伝では2017(平成29)年と翌年が連続総合3位で優勝まであと一歩。2020(令和2)年と翌年もシード権を守ったが、2022(令和4)年は総合13位に終わった。2022年度から花田が駅伝監督に就任し、中央大学に並んで最多タイ記録となる14回目の総合優勝にかかる期待は大きい。

駅伝で活躍する長距離のほか、競走部には短距離、中距離、障害、跳躍、投擲、混成、マネージャー、トレーナーのブロックがある。トラック競技も学生日本一の経験が豊富。学生陸上競技界のリーダーシップをとるべく、名門として2011(平成 23)年以来の日本学生選手権総合優勝が嘱望される。

※2022年度発行『早稲田スポーツ125周年記念誌』より

部長

藤本 浩志(人間科学学術院・教授)

副部長

扇原  淳(人間科学学術院・教授)

監督

監  督:大前 祐介
駅伝監督:花田 勝彦

主将

主  将:池田 海(スポーツ科学部)
駅伝主将:伊藤 大志(スポーツ科学部)

主務

主務:相川 賢人(スポーツ科学部)・小林 樹季(社会科学部)

部員数

118名 (2023年12月現在)

練習・活動場所

所沢キャンパス 織田幹雄記念陸上競技場

スケジュール

4月 東京六大学対校
5月 関東インカレ
6月 日本選手権
7月
8月
9月 全日本インカレ
10月 出雲駅伝
11月 全日本駅伝
12月
1月 箱根駅伝
2月
3月

練習日時

月曜日以外

入部金・年会部費

入部金:20,000円
年会部費:70,000円

寮・合宿所

合宿所あり

主なOB・OG

南部忠平
1929(昭和4)年卒。アムステルダムオリンピックの三段跳4位入賞に続けて、ロサンゼルスオリンピックの三段跳で金メダル、走幅跳で銅メダルを獲得。走幅跳では世界新記録を樹立し、その後40年近く破られることなく日本記録を保持。第2回スポーツ早稲田スポーツ功労者として表彰された。

織田幹雄
1931(昭和6)年卒。現役生としてアムステルダムオリンピックに出場し、三段跳で日本人初、アジア人としても個人初のオリンピック金メダル。その後も三段跳の世界新記録を樹立するなど活躍し、指導者としても多くの功績を残したことから「日本陸上界の父」と称される。第1回早稲田スポーツ功労者に表彰された。

河野洋平
1959(昭和34)年卒。在学中は競走部に在籍し、現在は稲門体育会会長を務める。1967(昭和 42)年の衆議院選挙で初当選して以来、衆議院議長や副総理、外務大臣、内閣官房長官、自民党総裁などを歴任。

瀬古利彦
1980(昭和55)年卒。箱根駅伝では4年連続で「花の2区」を走り、3・4年次に区間記録を更新。マラソンでは日本学生新記録に続けて、日本記録をたびたび打ち立てる。福岡国際マラソンを 4回、ボストンマラソンを2回制し、ロンドンマラソンやシカゴマラソンでも優勝するなど、日本長距離界を牽引した。

渡辺康幸
1996(平成8)年卒。箱根駅伝で2年連続の区間新記録を含む、3年連続の区間賞を受賞。区間2位の好走を見せた1年次は総合優勝を経験した。全日本大学駅伝4連覇など活躍しただけでなく、ユニバーシアード10000m優勝などトラックでも好成績を残す。競走部駅伝監督としても大学駅伝三冠の偉業を成し遂げた。

大迫 傑
2014(平成26)年卒。1年次に箱根駅伝で1区区間賞を獲得するなど総合優勝に貢献し、出雲駅伝と全日本大学駅伝とともに大学駅伝三冠を達成。10000mではユニバーシアードで優勝し、日本人学生新記録を樹立。3000mと 5000mで日本記録を保持し、マラソンでも日本記録を2回更新。東京オリンピックで6位入賞。

※2022年11月時点

体育各部/ホームページ

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