Athletic Center早稲田大学 競技スポーツセンター

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漕艇部

体育各部/プロフィール

創部1902年 / 体育各部1902年公認
創部以来、数多くの日本一タイトルを獲得、日本ボート界を牽引する存在であり続けている。また、隅田川の春の風物詩「早慶レガッタ」は、100年以上の長い歴史を誇る。大学から始められる数少ない競技であることが特色で、未経験入部者がオリンピアンとなった例も少なくない。経験者から未経験者まで、競技力・学力・人格を「育てる」ことに尽力し、「One WASEDA」の理念のもと、現役部員の強化システムとOB・OGの支援体制を構築してきた。2015年の全日本大学選手権において、男子エイトが19年ぶりの優勝、女子全種目完全制覇並びに女子総合優勝7連覇を成し遂げた。昨年度は、女子が総合優勝(3連覇)を飾ったほか、男子舵手付きフォアが準優勝、男子エイトが5年ぶりに決勝進出を果たした。

漕艇部沿革

1902(明治35)年に「端艇部」として創部。1942(昭和17)年に「漕艇部」と名称を変更し、現在に至る。創部の年に購入された新艇は大学創始者の一人、文学者の坪内逍遥により「イナヅマ」「韋駄天」「イロス」と命名され、中でも「韋駄天」の艇名は現在にも受け継がれている。

1905(昭和38)年には、慶應義塾大学端艇部との対抗戦「早慶レガッタ」の記念すべき第1回大会が開催された。早慶レガッタは戦時における一時中断などもあったが、2022(令和4)年には第91回大会を実施。三大早慶戦の一つとして、歴史ある戦いが春の隅田川を舞台に毎年繰り広げられている。選りすぐりの9人ずつが3,750mのコースを舞台に速さを競う「対校エイト」を中心に多くのレースが行われる。1艇身半の差で早大が勝利した第1回に始まり、これまでの対戦成績は早大48勝、慶應大 41勝、同着1回。舵手付きクォドルプルという種目で競う女子は32連覇を果たしている。

オリンピックにおいては、1928(昭和3)年のアムステルダムオリンピックで日本は初めて代表を派遣し、その際、舵手付きフォアという種目に高島 勇を輩出した。その後、早大チームで出場したオリンピックには、ロサンゼルスオリンピック、ベルリンオリンピック、東京オリンピックなどがある。また、オリンピックの女子種目については、アトランタオリンピックから東京オリンピックまで全ての大会に現役選手またはOGの選手が出場している。2008(平成20)年にはOGの岩本亜希子・熊倉美咲ペアが女子軽量級ダブルスカルで日本女子最高位の9位入賞を果たすなど、早大漕艇部女子は日本女子ボート界を牽引する存在である。

※2022年度発行『早稲田スポーツ125周年記念誌』より

部長

深澤 良彰(理工学術院・教授)

監督

阿二 真樹

主将

男子:松並 大智(基幹理工学部)
女子:猪野 日向子(スポーツ科学部)

主務

荒川 蓮(国際教養学部)

部員数

68名 (2023年12月現在)

練習・活動場所

埼玉県戸田市・戸田漕艇場

スケジュール

4月 早慶対校競漕大会(早慶レガッタ)
9月 全日本大学選手権大会
全日本選手権大会
10月 全日本新人選手権大会

 

練習日時

授業優先の練習時間が選択できます。午前は水上練習が基本です。

【午前】火水木金 6:00~8:00 土日 8:00~10:00
【午後】火水木土日 16:00~18:00

入部金・年会部費

入部金なし
年間部費 36,000円(月々3,000円)

寮・合宿所

早稲田大学戸田艇庫 (77号館)
埼玉県戸田市戸田公園1-40(JR戸田公園駅から徒歩10分)

部室

主なOB・OG

高島 勇
1929(昭和4)年卒。日本が初めてオリンピックの漕艇競技に代表を派遣した1928(昭和3)年のアムステルダムオリンピックで、舵手付きフォアの2番として出場した。

田中英光
1935(昭和10)年卒。在学中である1932(昭和7)年に男子エイトの選手としてロサンゼルスオリンピックに出場。その際の経験に基づく小説『オリンポスの果実』を発表し、今も読み継がれている。

熊倉美咲
2006(平成18)年卒。在学中の2002(平成14)年に、全日本学生選手権の女子シングルスカルで優勝。2008(平成20)年には岩本亜希子とペアで北京オリンピックに出場し、女子軽量級ダブルスカル9位に。

岩本亜希子
2001(平成13)年卒。在学中の2000(平成12)年にシドニーオリンピックに出場し、軽量級ダブルスカル14位の成績を残す。これを含む4大会連続でオリンピックに出場。2008(平成20)年北京オリンピックでの女子軽量級ダブルスカル9位は自己最高位であり、日本女子最高記録である。

大石綾美
2014(平成26)年卒。女子軽量級ダブルスカルで初出場となった2016(平成28)年のリオオリンピックでは12位。同種目で東京オリンピックにも出場した。

※2022年11月時点

体育各部/ホームページ

連絡先

048-442-3107

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