創部1934年 / 体育各部1934年公認
80年以上の歴史を持つ当部は、全日本学生自動車連盟に加盟し、同連盟主催の競技(ジムカーナ・ダートトライアル・フィギュア)に参加しています。年間を通じて3種類の競技を行い、全日本総合杯の獲得を目指します。
自動車部の前身である「早稲田自動車協会」は、訓練による人格の育成と、自動車の必要性の認識を深めることを目的として、1930(昭和5)年に立ち上げられた。1934(昭和9)年にモーター研究会と合併し、自動車部として公認され活動を開始。レースでの優勝や遠方へのドライブを重ね、現在の自動車部の発展の礎となった。
しかし、好発進したように思われた活動も戦火に巻き込まれ、車両は数台を除いて軍に没収。終戦直後、自動車部の再建が計画されたときには、それまでの協力の結晶であったいっさいの施設と設備は消失していた。幸いにも学校に払い下げられたフォード36年式V8コマーシャルトラックが部再建の基礎となり、1946(昭和21)年に復活を果たした。
戦後に創設された全日本学生自動車連盟に結成当初から加盟。自動車部は学生自動車界の雄として、数多くのレースにおいて優秀な成績を収めた。昭和40年代に入ると、高度経済成長のもと、自動車技術が目覚ましく発展。そんな中、新しい自動車部像を模索し、日本一周レースといった自動車の耐久性などを競う競技からフィギュア競技などの操作技術を競うものに移り変わり、やがてジムカーナやダートなど、純粋なスピードを競う競技が加わった。また近年ではeSports競技にも参加している。その後も少数精鋭主義で数多くの優勝を勝ち取ってきた自動車部。近年も2期連続で男子団体の学生日本一を飾り、男子個人も鷹尾一成と最上佳樹が連続して優勝し、学生自動車競技界のトップを走っている。
※2022年度発行『早稲田スポーツ125周年記念誌』より
草鹿 仁(理工学術院・教授)
中島 秀憲
平石 大智(基幹理工学部)
石津 周都(商学部)
26名 (2023年12月現在)
29-6号館(早稲田通り沿いガレージ)、松代自動車練習場など
4月 | |
5月 | 入部式、全関東学生ジムカーナ選手権大会 |
6月 | 全関東学生ダートトライアル選手権大会 |
7月 | 全日本学生ダートトライアル選手権大会 |
8月 | 正課授業自動車、全日本学生ジムカーナ選手権大会 |
9月 | 部員合宿 |
10月 | GT Young Challenge 予選大会 |
11月 | 全日本学生自動車運転競技選手権大会 |
12月 | 早慶対抗ジムカーナ定期戦、GT Young Challenge 決勝大会、卒部式、納会 |
1月 | |
2月 | |
3月 | 全関東学生自動車運転競技選手権大会 |
月、水、金:17時30分~21時
(29-6号館 早稲田通り沿いガレージ)
土、日:(松代自動車練習場、関東近郊のサーキットなど)
部費 5,500円/月
合宿時 宿泊代
なし
29-6号館(早稲田通り沿いガレージ)
多賀弘明
1957(昭和32)年卒。日本のモータースポーツ黎明期に活躍したドライバー。第一回日本グランプリ優勝、トヨタ・2000GTの開発などに携わる。福井威夫
1969年(昭和44)年卒。本田技研工業に在籍し、世界選手権で総合優勝したオートバイ「NS500」の設計に携わったほか、第3期ホンダF1の責任者などを務める。第6代本田技研工業社長。西野洋平
2014(平成26)年卒。国内のジムカーナ競技最高峰である全日本ジムカーナ選手権において、シリーズ連覇を達成(2019年・2020年、PN3)。※2022年11月時点
TEL:03-3202-0505