創部1956年 / 体育各部1956年公認
私たちウエイトリフティング部は、男女でインカレ優勝を果たすことを目標に日々トレーニングに励んでいます。この1年間が部員たちにとって中身の濃いものになるように努力していきます。
ウエイトリフティング競技の歴史は古く、近代オリンピックでは第1回大会から採用されている。公認は1956(昭和31)年まで待ったが、同年のメルボルンオリンピックでは大沼賢治がライト級で4位の好成績。大沼は4年後のローマオリンピックにも連続出場し、同大会では後輩の窪田 登がライトヘビー級で7位に入った。戦後日本のスポーツ競技黎明期に大沼と窪田が残した影響は大きく、二人の活躍をもとにウエイトリフティング論が形成されていった。
ウエイトリフティング男子のオリンピアンは大沼と窪田が最後であるが、近年は古豪復活の兆しを見せている。木村勇喜が全日本大学対抗選手権を2連覇し、男子団体も2年連続で3位。同大会での男子団体の最高位は2008(平成20)年の2位であり、優勝はまだ一度もない。悲願の大学日本一に輝くこと、そして世界の大舞台で活躍する選手を再び輩出することが期待されている。
一方、女子は急成長が著しく、松本潮霞がウエイトリフティング競技の早稲田勢で半世紀ぶり、女子では初のオリンピアンになった。1年時、2年時と全日本選手権を連覇し、卒業後には3連覇。リオオリンピックで入賞まであと一歩の9位に入る活躍は、後輩たちに大きな刺激となった。全日本学生対抗選手権の女子団体では2006(平成18)年に連覇した後、2017(平成29)年に同点優勝で11年ぶりの大学日本一。その後は3年連続の準優勝と苦渋を味わったが、2021(令和3)年には再び日本一の栄光に返り咲いた。
※2022年度発行『早稲田スポーツ125周年記念誌』より
岡田 純一(スポーツ科学学術院・教授)
澤田 亨(スポーツ科学学術院・教授)
吉岡 史生
【男子部】駒阪 勇気(スポーツ科学部)
【女子部】吉田 いぶき(スポーツ科学部)
加茂 千弦(スポーツ科学部)
26名 (2023年12月現在)
早稲田キャンパス早稲田大学体育館(17号館)
地下2階ウエイトトレーニング場
4月 | |
5月 | 全日本学生個人選手権大会 新入生歓迎会 |
6月 | 全日本選手権 |
7月 | 東日本大学対抗選手権大会 |
8月 | 夏合宿 |
9月 | 東日本個人選手権大会 東日本新人選手権大会 都道府県対抗女子選手権大会 |
10月 | 国民体育大会 全日本学生新人選手権大会 早慶戦 |
11月 | 全日本大学対抗選手権大会 レディースカップ全日本女子選抜選手権大会 |
12月 | 納会 |
3月 | 全日本ジュニア選手権大会 春合宿 予餞会 |
練習
月~金(水曜を除く):16時40分~19時30分
土:9時40分~12時30分
OFF
毎週水曜日・日曜日
長期 8月・年末年始
入部金:なし
年間部費:部ジャージ・ユニフォーム代 40000円
夏合宿費:50000円
早稲田大学第一紺碧寮(男子部員10名)
早稲田大学体育館(17号館)内
大沼賢治
1953(昭和28)年卒。メルボルンオリンピックでライト級4位とメダルまであと一歩の好成績を残し、ローマオリンピックにも連続出場。アジア競技大会で準優勝するなど活躍した。窪田 登
1954(昭和29)年卒。ローマオリンピックでライトヘビー級7位。アジア競技大会では表彰台に3回上がった。多くの著書や訳書を手がけ、ウエイトリフティングやボディビルの普及に貢献した。松本潮霞
2014(平成26)年卒。在学中の2回を含め、全日本女子選手権を6回制する。リオオリンピックではウエイトリフティング女子に早稲田勢として初出場し、9位の成績を残す。世界選手権にも3回出場。※2022年11月時点
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田1-6-1
早大体育館内 ウエイトリフティング部
TEL/FAX 03-3202-1090