創部1928年 / 体育各部1933年公認
部員一人一人が目標を掲げ、選手、トレーナー、マネージャー一丸となって全日本インカレに向けて日々練習に励んでいます。男女経験問わず体操が好きな方を歓迎します。
体操部の歴史は慶應義塾大学に次いで古く、正式な創部以前から日本の体操界を牽引してきたパイオニア的な存在である。 1923(大正12)年、大学内の体操愛好者が集結し、全国学生体操競技連盟に加入したことが、体操部創立の発端となった。 1928(昭和3)年には、第1・第2高等学院生の有志を中心に「マルーン・ジムナスティック・クラブ」が発足。翌年の1929(昭和4)年には、記念すべき第1回の早慶対抗体操競技会が開催された。
1932(昭和7)年、ロサンゼルスオリンピックに近藤 天、芳賀真人が出場し、体操競技では早稲田から初のオリンピック選手が誕生した。結果は入賞に及ばなかったものの、その実績を評価した大学から公認され、1933年(昭和8)年に正式な創部となった。創部後も近藤の勢いは止まらず、同年の第2回全国大学高専大会で個人総合優勝するなど、日本の体操界の黎明期に輝かしい成績を飾った。
第二次大戦の混乱期を乗り越え、戦後も体操部は世界に通用する名選手を数多く輩出している。1968(昭和43)年のメキシコオリンピックでは、OBの加藤武司が団体優勝に貢献し、ゆかで銅メダルを獲得した。小倉佳祐は2013(平成25)年から2015(平成27)年にかけて全日本種目別選手権の跳馬で3連覇を達成し、2016(平成28)年は全日本新体操クラブ選手権と全日本新体操選手権で、河崎羽珠愛が個人総合優勝。こうして先駆者たちの精神は近年も受け継がれ、さらなる跳躍が期待されている。
※2022年度発行『早稲田スポーツ125周年記念誌』より
岡 浩一朗(スポーツ科学学術院・教授)
土屋 純
向中野 蓮(スポーツ科学部)
三井 心菜(スポーツ科学部)
17名 (2023年12月現在)
戸山キャンパス36号館第2体育館
所沢キャンパス第2スポーツホール
4月下旬 | 東日本グループ選手権大会(東日本学生選手権大会予選) 全日本個人総合選手権大会 |
5月中旬 | NHK杯 |
5月下旬 | 東日本学生選手権大会 |
6月下旬 | 全日本種目別選手権大会 |
8月上旬 | 全日本学生選手権大会 |
10月下旬 | 関東学生新人・交流選手権大会 |
11月下旬 | 全日本団体選手権大会 |
早慶対抗定期戦 |
朝練(月曜除く):9:00~10:30(1限ない人のみ)
午後練(月、木オフ):平日16:30~20:30
休日11:00~15:00
部費年間20,000円
各大会10,000円~30,000円
早大紺碧寮
戸山キャンパス36号館内
近藤 天
1936(昭和11)年卒。1932年ロサンゼルスオリンピックに出場。現役引退後は、体操指導者となり、1956年メルボルンオリンピックおよび 1960年ローマオリンピックでは体操総監督を務めた。加藤武司
1965(昭和40)年卒。1968(昭和43)年メキシコオリンピックにて団体総合金メダルに貢献。個人でも総合5位入賞、ゆか銅メダルという好成績を残した。※2022年11月時点
部室:03-3207-9825