日本語教育研究科が発行している紀要・出版物について紹介します。
日本語教育研究科では、年2回学術雑誌『早稲田日本語教育学』(紀要)を発行し、研究活動を通じて得られる成果を発信しています。
寅丸真澄「教室活動における相互行為の質とは何か――学習者の自己認識・他者認識の変容に着目して」『早稲田日本語教育学』14、1-25.
金丸巧「外国につながる子どもの適応を捉える支援者の「見方」が生まれた過程」『早稲田日本語教育学』17-18、87-105.
李婷「講義の「話段」の多重構造を捉える手がかりとしてのメタ言語表現の分析」『早稲田日本語教育学』21、57-76.
千仙永「日本語音声教育の変遷・課題・展望-日本国内における教師教育に着目して-」『早稲田日本語教育学』22、41-60.
古賀万紀子「外国人大学生に対する就職支援の文脈における日本語教育の課題-「ビジネス日本語教育」から「キャリア日本語教育」へ-『早稲田日本語教育学』25、21-40.
※2019年度、2020年度の優秀論文賞は該当なし
早稲田大学大学院日本語教育研究科・博士後期課程完成を機に作成された記念すべき一冊。同研究科の教授陣一同が、日本語教育における各々の研究分野がこれまでにたどってきた道筋と、将来的な展望を余すところなく書き記したもの。大学院生・大学生など、今後日本語教育研究の道に進む人にとっては、格好のナビゲーションになる。
アルク・オンデマンドショップにて販売(※オンデマンド出版のため、一般書店では受注は受け付けておりません)。