Graduate School of Japanese Applied Linguistics早稲田大学 大学院日本語教育研究科

その他

徳弘康代(日研修士1期生・博士1期生)

現職:名古屋大学 特任准教授

専任の仕事を辞めて、日研に入学しました。社会人から学生に戻り、自分の貯金を取り崩しつつ学費を捻出していたので、出来るだけたくさん講義を受けたいと思いました。それにしても強欲というか、修士・博士合わせて54単位(論文を含まず)履修しました。学位論文を書き終えた後でもまだ学科のレポートを書いていました。入学当時、あまり日研の講義の範囲が広くなかったころ、総合大学であることを利用して、文学研究科、教育学研究科、人間科学研究科、メディアネットワークセンター等様々なところに、認知科学、心理学、統計、言語処理など、当時日研で得られなかった知識を学びに行きました。早稲田の素晴らしいところは、こちらからノックをすると、扉が開かれることです。違う分野の先生方がとてもオープンに受け入れてくださり、時には共同研究を提案してくださいました。それらの講義と、それを生かしつつ行った研究は面白くてたまらず、新たな知識を得るとそこでまた、研究に新たな道が開けるという相乗効果がありました。このようなことができたのも、指導教授の鈴木義昭先生が寛大に、私の研究について認めてくださったからです。かなり色々なものを応用して、わけのわからないようなことを言っても、ご自分の研究の範囲に私を方向転換させるようなことをなさらず、自由にのびのびと研究活動をさせてくださいました。他の先生方からも非常に多くのご助言、ご指導をいただきました。また、1期生のころは、研究室の間に垣根がなく、皆でよく話し合いました。特に細川先生の研究室の方は議論好きで、いつも議論をしていました。それぞれに切磋琢磨し、この新しい研究科を一緒に創り上げていこうという気運が皆にありました。ですから今でも修了生は同志という感じです。ご指導いただいた先生方、一緒に学んだ皆さんに心から感謝するとともに、皆様の今後益々のご活躍とご発展を心よりお祈り申し上げます。

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