Graduate School of Japanese Applied Linguistics早稲田大学 大学院日本語教育研究科

Open Lectures

公開講座

Workshop

日本語教育実践ワークショップ

ご注意  2020年7月29日更新

今般の新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、受講者の皆様の健康・安全面を重視し、すべての日本語教育実践ワークショップをインターネットを介したオンライン形式で実施することといたしました。
実施形態が対面からオンラインになったことに伴い、内容、課題、参加条件等に若干の変更が生じております。詳細は以下の各講座詳細情報欄でご確認ください。

対面での開催は叶いませんが、オンラインになったことにより、遠隔地からもご参加いただくことが可能になりました。日本語教育の現場においても、今後はますますオンライン化が進んでいくことが予想されます。この機会に、学ぶ側としてだけでなく、教える側としても、ぜひ私どものオンラインによるワークショップをご体験いただければ幸いです。

2020年9月以降に開講する講座のお申込み受付を再開いたしました。

公開講座受講(修了)生や日本語教育の現場で日々学習者と向き合っている教師・ボランティア・行政担当者の方々を対象とした、より実践的で問題解決型のワークショップです。
公開講座やオンデマンド講座とは異なり、担当講師、参加者がそれぞれ意見を述べ、実体験とよりよいソリューションを共有し、双方向に議論し、交流も行うインタラクティブ形式の講座です。

  • 授業時間
    各ワークショップ:土曜3回(各回2時間)
  • 募集定員
    各ワークショップ 20名または30名(定員に達し次第締め切ります。)
    *講座開講最少人数は5名以上となります。
  • 開催場所
    早稲田キャンパス *インターネットを介したオンライン形式で実施

ワークショップ内容詳細

2020年度 (2020年7月29日更新)

①介護分野で働く外国人就労者への日本語教育実践

〔日程〕
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初の予定より日程が変更になりました。

第1回: 4月11日 (土) 13:30~15:30
第2回: 4月18日(土) 13:30~15:30
第3回: 4月25日(土) 13:30~15:30

第1回: 12月19日 (土) 10:00~12:00 (ライブセッション)
第2回: 12月19日(土) 13:30~15:30 (ライブセッション)
第3回: 1月9日(土) 13:30~15:30 (ライブセッション)

〔講師〕
早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授 宮崎 里司
早稲田大学日本語教育研究センター インストラクター(非常勤) 中野 玲子
株式会社JPA 専任講師 石川 沙恵子
〔内容〕
現在、労働市場では、外国人就労者が活躍していますが、とりわけ介護福祉の現場は、その労働力に期待する声が高まっています。しかしながら、専門性を高める上での日本語教育の課題は大きく、人材も不足しているのが現状です。本ワークショップでは、介護福祉分野の日本語教育について、アカデミック・ジャパニーズとは、どのように異なるのかを、実践例を紹介しながら、カリキュラム、教材、評価、さらには、日本語教師が備えるべき資質などについて、専門分野別日本語教育の観点から考えていきます。

  • 第1回: 外国人介護福祉就労者をめぐる日本の政策や課題について概観する。
  • 第2回: 日本語学習と現場での実習の連動について考察し、従来とは異なる視点からの、介護の現場に即した日本語教育とその評価方法を紹介する。
  • 第3回: 介護分野で技能実習生の入国後講習を担当している日本語講師が、講習のカリキュラムを紹介すると共に、介護分野の日本語教育について、実践的なワークショップを行う。

介護分野での外国人就労者の増加に伴い、介護事故などを引き起こさない人的サービスとしての日本語研修は、ますます重要になってきています。このワークショップでは、介護日本語に関心のある日本語教師や、現場で外国人介護人材の研修に当たっている関係者を対象に、介護の日本語を支援する日本語教育の在り方について考えていきます。

〔参考図書〕
宮崎里司(編共著)『外国人介護職への日本語教育〜ワセダバンドスケール(介護版)を使った教え方』(日経メディカル出版 2017)

〔実施形態〕
同期型 (ライブセッション)のワークショップのツールとしてZoomを使用します。

〔参加条件〕
Zoomが利用できる環境であること。

〔課題〕特になし

〔定員〕30名

②「日本語教師」の専門性とキャリアについて考える

〔日程〕
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初の予定より日程が変更になりました。

第1回: 6月 6日(土) 13:30~15:30
第2回: 6月13日(土) 13:30~15:30
第3回: 6月20日(土) 13:30~15:30

第1回: 9月12日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+事前課題を読んでおく(30分程度)
第2回: 9月19日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+当日持参用の事前課題(30分程度)
第3回: 9月26日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+当日持参用の事前課題(30分程度)とWEB事後アンケート

〔講師〕
早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授 舘岡 洋子
早稲田大学日本語教育研究センター インストラクタ―(非常勤) 藤原 恵美
早稲田大学日本語教育研究センター インストラクタ―(非常勤) 加藤 真実子
〔内容〕
今日本国内で外国人材が増加し、日本語教師の活躍する場面が増えています。教える環境も多岐にわたり、日本語教師は日本語を教えるだけでなく、さまざまな仕事にもかかわるようになってきました。そこで、あらためて今日本語教師は何をする人なのか、日本語教師の専門性は何か、そしてその専門性を私たちはどのように社会で活かして行ったらいいのかを考える必要があるのではないでしょうか。本ワークショップでは、参加者が自分のフィールド(学習者・教室・学習環境など)で日本語教師としてどんなことをしているか、またどうするべきなのかを話し合いながら、今後日本語教師として何を学び、何を目指していくかを考えていきます。

  • 第1回 :  日本語教師の専門性をどう考えるかについての講義を聞き、自分のフィールドにおける専門性について考える。
  • 第2回 :  自分の専門性とキャリアを結びつける方法を考える。
  • 第3回 :  いろいろな現場の日本語教師から話を聞き、自分の専門性やキャリアを具体化する(介護分野、ビジネス分野など)。

本ワークシップでは、自分のフィールドでの経験をもとに、参加者同士がZoomをとおして意見交換をしながら自分の「日本語教師観」やキャリアを見つめ直します。第1回目と第2回目のワークショップ後には課題が出ます。そして、次回それを持ち寄って話す機会を持ちます。

〔参考図書〕
舘岡洋子(2018)「日本語教師の専門性を考える―専門性の三位一体モデルの提案と活用―」早稲田日本語教育学,26,167-177   http://hdl.handle.net/2065/00062888 

〔実施形態〕
同期型講義のツールとしてZoomを使用します。課題の共有などのためにGoogle driveも利用します。この授業のためのメーリングリストを作ります。

〔参加条件〕
①Zoomが利用できる環境であること。
②Googleのアカウント(無料)が取得可能な環境であること。

〔課題〕
①1回目の前に:参考文献(「日本語教師の専門性を考える」)を読んでおいてください。
②2回目の前に:現在の仕事を振り返るためのシートを作成します。
③3回目の前に:これからの仕事を考えるためのシートを作成します(いずれもシート作成の方法については講義内で説明します)。
④3回目の後に:3回の講義が終わって気づいたことをまとめます。

〔定員〕20名

③ICTツールを利用した日本語クラスの活性化

〔日程〕
第1回: 10月 3日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+Googleクラスルームでの課題提出(1時間程度)
第2回: 10月10日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+Googleクラスルームでの課題提出(1時間程度)
第3回: 10月17日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+Googleクラスルームでの課題提出(1時間程度)
〔講師〕
早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授 李 在鎬
〔内容〕
ICTツールを利用したクラス活動の活性化や授業デザインの方法を紹介します。また,ウェブツールを利用したコンテンツ作成の方法も説明します。具体的には、ICTを利用したアクティブ・ラーニング型のリーディングクラスの実践事例を紹介します。そして、Googleフォームを利用したテスト作成の方法、Kahoot!を利用した練習課題の作成、Googleドキュメントを利用した資料作成の方法について説明します。

  • 第1回: ICTツールを利用したアクティブ・ラーニング型の授業実践の事例を紹介する。こうした授業実践にはどのような特徴があるのかについて考える。
  • 第2回: Googleフォームを利用したテスト作成やKahoot!を利用した内容確認クイズの作成方法について説明する。
  • 第3回: Googleドキュメントの活用事例を紹介し、実際に操作しながら、使い方を学ぶ。

〔実施形態〕
同期型講義の講義のツールとしてZoomを使用します。非同期ツールとしてGoogleクラスルームを使用します。

〔参加条件〕
①Zoomが利用できる環境であること。
②Googleのアカウント(無料)が取得可能な環境であること。

〔課題〕
講義で取り上げたアプリケーションを使って、コンテンツを作成していただきます。作成したコンテンツを学習管理システムで提出していただきます。

〔定員〕20名

④ビジネスコミュニケーション教育のための授業デザイン
~「ケース学習」を中心に~

〔日程〕
第1回: 10月24日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+事前WEBアンケート&当日持参用の事前課題(30分程度)
第2回: 11月14日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+Dropboxからの事前課題の提出(30分程度)
第3回: 11月21日(土) 13:30~15:30(ライブセッション)+Dropboxからの事前課題の提出&事後WEBアンケート(30分程度
〔講師〕
早稲田大学日本語教育研究センター 准教授(任期付) 金 孝卿
早稲田大学日本語教育研究センター インストラクター(非常勤) 加納 雅美
〔内容〕
留学生に対する就職支援やキャリア教育の一環としてのビジネス日本語教育の役割がますます重要になってきています。本ワークショップでは、日本語教育研究センター(CJL)で開設しているビジネスコミュニケーション教育の実践を紹介するとともに、多言語・多文化環境で起きたコンフリクトの事例(ケース)を用いた「ケース学習」の活動を体験し、振り返りを行います。さらに、自分の教育現場での応用や実践事例について話し合い、ケース教材の作成も行います。参加者間で活発な対話ができることを期待しています。

  • 第1回: 授業実践の紹介とケース学習の活動体験 【事前課題:開始前日までに送付予定】
  • 第2回: ケース教材の作成(ケースライティング) 【事前課題:1回目の講座直後に送付予定】
  • 第3回: 授業デザインの共有と振り返り 【事前課題:2回目の講座直後に送付予定】

〔参考図書〕

  • 近藤彩・金孝卿・池田玲子『ビジネスコミュニケーションのためのケース学習【解説編】:職場のダイバーシティで学び合う』 (ココ出版2015)
  • 近藤彩・金孝卿・ムグダヤルディ・福永由佳・池田玲子『ビジネスコミュニケーションのためのケース学習:職場のダイバーシティで学び合う【教材編】』(ココ出版2013)
  • 近藤彩・金孝卿・池田玲子『ビジネスコミュニケーションのためのケース学習:職場のダイバーシティで学び合う【教材編2】』(ココ出版2019)

〔実施形態〕
同期型のワークショップのツールとしてZoomを使用します。非同期型のツールとしてはDropboxを使用します。

〔参加条件〕
①Zoomが利用できる環境であること。
②事前課題をDropboxにアップロードできる環境であること。

〔課題〕
毎回、事前課題が出されます。事前課題をもとに、各回のワークショップを行います。内省課題(材料)として、WEBでの「事前アンケート」と「事後アンケート」をお送りします。

〔定員〕20名

 

受講料・お申込み方法

受講料

  • 各ワークショップ: 15,000円(在学生5,000円
    ※在学生:早稲田大学の学部・大学院・日本語教育研究センター・芸術学校に受講年度に在籍している方。

お申込み方法

1. オンラインレジストレーション
  • お申込みはこちらの案内に従って、入力してください。
  • 原則として各ワークショップ開始の10日前までにお申込みください。期日を過ぎてからのお申込みについては、当研究科までお問い合わせください。
  • オンラインレジストレーション受付後、大学院日本語教育研究科より申込手続についてのご案内書類を郵送いたします。

注)新型コロナウィルス感染拡大の影響により、すべてのワークショップをオンラインで実施することといたしました。4月までにオンラインレジストレーションをお済ませの方にはメールにて個別にご連絡し、受講のご意思を再度確認したうえで、手続書類を郵送いたします。

2. 受講料のお支払い
ご案内した支払期日までに、受講料を所定の払込用紙にて、コンビニエンスストアよりお支払ください。

  • 当研究科窓口でのお支払いは受け付けておりませんので、必ずコンビニエンスストアにてご入金をお願いいたします。
  • 受講料支払後、収納印を確認し、払込受領証をお受け取りください。
  • 開講前、開講中に受講をとりやめた場合でも、原則としてお支払いただいた受講料の返金はいたしかねます。
  • 講座開講最少人数(5名)に達しない場合は、開講しません。その場合は原則10日前に電子メールでご連絡のうえ、お支払いただいた受講料を返金します。

注)新型コロナウィルス感染拡大の影響により、すべてのワークショップをオンラインで実施することといたしました。4月までにオンラインレジストレーションをお済ませの方にはメールにて個別にご連絡し、受講のご意思を再度確認したうえで、受講料のお支払いについて改めてご案内いたします。

3. 申込手続完了
講座開始前にアクセス情報(Zoom URL等)や事前課題(ある場合)をお送りします。
なお、「受講証」は、今後図書館の利用ができるようになりましたら、
ご希望者に発行いたします。

受講生の声(受講体験記)

受講生の方からお寄せいただきましたワークショップの受講体験記をご紹介します。

研究者の方々の広い観点から日本語教育の今を捉えたいと思い受講を決めました
(日本語教師/女性)
私は日本語教育に関わって20年が過ぎました。ここ数年は学校で中国はじめアジア圏の学生のクラスを担当しています。夢だけでなく、様々な背景や事情を抱えて来日する学生たちと接しながら、日本語や日本の文化を教えるだけでなく、学生たちの心理やキャリアを理解し導くことが、以前にもまして重要になってきていると思います。またボランティアとして、家族で日本に滞在しながら日本語に苦労する定時制高校生と接したとき、言葉だけにとどまらない彼らの生き辛さを感じました。このワークショップがあることを知って、研究者の方々の広い観点から日本語教育の今を捉えたいと思い受講を決めました。

4つのワークショップすべてを受けたかったのですが、都合が合わず一つは逃してしまいました。いずれも多くの示唆を与えていただける内容でした。「学習環境をラーニングポートフォリオとマップで立体的に捉えなおす」という試みには、昨年キャリアコンサルタントの資格を取った身としては励まされました。また学習者の「わかった感」を活気のある授業につなげていくという語彙の指導について、クラスの皆さんと共に意見を出し合いながら考えた時間はとても印象的でした。

社会環境が激しく変化していく中で、日本語教師は学習者の大切な人生の一節を共に歩む仕事です。より広い視野と柔軟な発想を持つ必要があります。時にはこのワークショップのような、自らをブラッシュアップする場所を、探し求めて出ていくことが、とても大切だと思っています。

お知らせ

早稲田大学中央図書館の利用

従来、受講期間中は早稲田大学中央図書館をご利用(貸出不可、閲覧のみ)いただけましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、図書館は利用者を限定しております。今後の利用の可否については、中央図書館のホームページをご確認ください。

【ご参考】新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う図書館の対応
https://www.waseda.jp/library/news/2020/02/28/8279/

なお、図書館の利用が可能となり、ご入館される場合は入り口で受講証をご提示ください。図書館の開室時間は、中央図書館のホームページでご確認ください。

受講証明書の発行

各コース終了後、所定の条件を満たした方に受講証明書を発行します。

科目等履修生・修士課程への進学について

ワークショップの受講を経て、さらに日本語教育学への知見を深めることに関心を持たれた方は、当研究科の科目等履修生制度や修士課程への進学をご検討ください。

  • 正規課程カリキュラム等の詳細はこちら
  • 入試情報(科目等履修生含む)の詳細はこちら
  • 研究科案内(パンフレット)はこちら
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