現職：文教大学外国人留学生別科 非常勤
光陰矢のごとし、日研を離れ、巣立ちしてもうすぐ4年になります。日研で過ごした日々はあたかも昨日のようで、彩りが褪せずに記憶に残っております。当時の学生生活はかなりハードでしたが、実にエキサイティングで充実していました。多くの先生方からいろいろな知識を学び、日本語および日本語教育の奥深さを知ることができました。今では、日本語教育現場と中国語教育現場で働いております。おかげ様で私は日本語教師と中国語教師を両立する夢が実現できました。日本語を教える際に、日研で身に付けた日本語教育に関する知識を大いに生かし、中国語を教える際に、日中対照に関する知識を十分活用しております。教育現場で様々な難題にぶつかり、折れそうになるときもありますが、日研を思い出すと、めげずに逃げずに最後まで頑張る勇気が湧いてきます。日研は私にとって、ある意味では力強い後ろ盾だと思います。時折、タイムスリップができたら、もう一度日研の学生に戻りたいとよく思います。無我夢中で研究に打ち込んだ年月は私の人生の中で永遠に忘れることができません。これからも日研修了生であることを常に意識し、研究と現場教育に全力投球で取り組んでいきたいと思います。
