Graduate School of Asia-Pacific Studies早稲田大学 大学院アジア太平洋研究科

その他

デジタル社会研究部会
Digital Society

研究テーマ

デジタル変革社会の推進とその政策支援
Promotion of Digital Social Transformation and the Policy Support

代表者

三友 仁志教授

(1)研究目的

通信およびメディアの経済学的特性と情報化が社会環境に与える影響について、学際的な視点に立ち分析を行うこと、および情報通信を利活用した地域や経済の活性化を理論、実証、実験、実践のそれぞれにおいて推進することを目的とする。(1)アジア太平洋地域における情報通信分野における国際協力;(2)条件不利地域におけるブロードバンドサービスのユニバーサルサービス化の検討:(3)地域放送の維持と役割、を中心に研究を進める。

(2)研究の意義

情報通信は通常の財サービスと異なり、特有の性質を持ち、それゆえ想像を超えるほど急速に普及し、また、革命的と言われるほどのインパクトを社会にもたらす。そのメカニズム、規模などを解明することによって、政策立案を支援し、その評価に貢献する。昨年度より開始したデンマークAalborg大学との共同研究を推進し、EUで2027年に導入されるデジタル・プロダクト・パスポートが循環型経済の形成に異化に貢献するかに関して、具体的に研究成果をあげる。

また、条件不利地域と呼ばれるエリアではデジタル・ディバイドの存在が顕著である一方で、そうした国や地域においてこそ、情報通信を利活用する意義がある。本研究会では、中央における政策立案に参加するだけでなく、国際展開や地域における実践も継続して行う。

(3)運営方法

ネットを活用して定期的なミーティングの場を持つとともに、産業界とも連携して研究調査プロジェクトを実施する。これまでも、情報通信関連企業や総務省などからプロジェクトを受託しており、本年度も積極的に獲得を目指す。研究調査にて得られた成果については、学会などを通じて積極的に公表するとともに、ワークショップやセミナー等を開催するとともに、出版を通じて広く周知する。

(4)期待される成果

単にアカデミックな世界だけの研究にとどまらず、広く産業界や官界と連携し、活躍の場を国内の条件不利地域からアジアを中心とした海外にも展開することにより、情報通信に関する社会科学的な分析によって、社会に貢献したい。

(5)部会メンバー

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