この度、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科とブリュッセル自由大学(Université Libre de Bruxelles、ベルギー)との間で、修士課程のダブル・ディグリープログラム実施に関する協定書を締結した。これは両大学の間で初のダブル・ディグリープログラムとなる。
本協定に基づき、両大学は国際関係学と地域主義の分野において修士学生の共同育成を実施し、毎年5名程度の修士学生を相互派遣し相手大学で1年間留学させる予定である。学生はそれぞれの大学で英語にて所定の単位数を取得し、また、両大学の教員による共同研究指導を受ける。要件を満たした学生には、最短2年で両大学から二つの修士学位を授与されるプログラムとなっている。
早稲田大学とブリュッセル自由大学は1996年に大学間協定を締結して以来、教職員や学生の交流、学術シンポジウムの開催等、様々な学術交流活動を行っている。また、2017年度にはアジア太平洋研究科とブリュッセル自由大学で箇所間協定を締結し、現在互いに交換留学生の受け入れを実施している。
今回、修士課程のダブル・ディグリープログラム実施に関する協定書の締結をきっかけに、教職員や学生の交流を更に広げ、両大学の連携をより一層強化することで日本とベルギーの更なる学術交流に貢献する。