• 2025年度第4回GMPフォーラムとして、「早稲田×電通 未来学 ~未来にひらめく200分~」を開催しました。(2025/10/28)

2025年度第4回GMPフォーラムとして、「早稲田×電通 未来学 ~未来にひらめく200分~」を開催しました。(2025/10/28)

2025年度第4回GMPフォーラムとして、「早稲田×電通 未来学 ~未来にひらめく200分~」を開催しました。(2025/10/28)
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2025年11月21日(金)

早稲田×電通 未来学 ~未来にひらめく200分~(2025年度第4回GMPフォーラム)
日時:10月28日(火)15:05~18:40
場所:小野記念講堂(早稲田大学)

第4回GMPフォーラムでは、GMP・早稲田大学商学部と株式会社電通による特別共同講義、「早稲田×電通 未来学 〜未来にひらめく200分〜」を開催しました。

これからの未来をどう捉え、どんな未来を自分がつくっていきたいのか。
未来に、これまでにないアプローチでとことん向き合う200分となりました。

フォーラムの前半は、未来学に取り組むためのインプットセッションを行いました。
まず、電通の会社概要や社員の方々が手掛けてこられたプロジェクトについてご紹介いただき、なぜ今、早稲田で電通が「未来学」を行うのか、その意義への理解を深めました。

電通には創業者の「社会を良くしたい」という想いが息づいており、それが未来学に取り組む意義につながっているというお話に続き、早稲田の先輩でもある福島様からは、早稲田大学校歌の歌詞にもある「進取の精神」について熱い講演をいただきました。「早稲田は国が官僚を育てるために設立したのではなく、大隈重信の想いで設立された」というお話に、その精神が現在の早大生にも根付いていることを改めて実感し、「私たち早大生だからこそ未来と向き合う意味がある」という力強いメッセージをいただきました。

また、従来の未来のつくり方、すなわち現時点の課題から考えてマイナスからゼロにする「Issue Driven」のアプローチに対し、変化の激しい現代に必要な「Vision Driven」の考え方を学びました。これは、未来を予測するのではなく「つくる」ものと捉え、「つくりたい未来」から逆算してプラスを生み出すアプローチです。

日本の人口減少や地球温暖化といった変化も、ネガティブに捉えられがちですが、視点を変えればチャンスでもあるというお話には、ハッとさせられました。

これらの学びを基に、後半は実際に電通で実践されているクリエイティブセッションを擬似体験しました。壇上の学生も交え、会場全体でインタラクティブにアウトプットを行い、各々が思い描く未来について考えました。

クリエイティブセッションのテーマは、「日本がワクワクする社会になるには?」でした。
セッションでは、まず今の生活で「モヤモヤしていること」を出し合いました。参加者からは、毎朝の満員電車、失敗を恐れる文化、人と同じ道から外れることへの怖さなど、共感を呼ぶ意見が続出しました。特に学生に共通していたのは、「固定化された日常」への退屈さでした。

では、どうすればその日常を変えられるか。続いて行った「見たい未来の風景」を考えるパートでは、「車両ごとのテーマに合わせた音楽が流れる通勤電車」「分刻みではない、ざっくりとした時間での行動」「住む場所のサブスクリプション」など、ユニークなアイデアが次々と挙がりました。私も意見交換をするうちに、ワクワクとした気分になりました。

また、講義中はアートディレクターの方が議論の内容をリアルタイムで「グラフィックレコーディング(絵や図表でまとめる手法)」で描き出し、思わずスクリーンに釘付けになるようなイラストで、視覚的にもセッションを楽しむことができました。

今回のフォーラムは、運営の学生が約二か月間、電通のオフィスに足を運び、電通未来総研の皆様と共に創り上げたものです。

私自身、これまでは何が起こるかわからない未来に漠然とした不安を抱えていました。しかし、今回のフォーラムや準備段階での社員の方々との会議を通じて、「未来がこうあってほしいから、そのために今この行動をしよう」と、未来を明るく捉え、楽しみを持てるようになりました。先が見えない時代だからこそ、未来学を学べて本当に良かったと感じています。

最後になりますが、構想段階から私たち学生の意見を尊重し、素晴らしいフォーラムを実現してくださった電通の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

(GMP学生3年 境田紗也加)