- 資格:教授
- 学位:
Ph.D. (歴史学) マードック大学 - 経歴・略歴:
鹿児島大学教養部講師・助教授 (1987-1993)大阪市立大学文学部助教授 (1993-2001)大阪市立大学大学院文学研究科教授 (2001-2013)早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授 (2013-現在)
専門分野
アジア民族史・社会史、国際関係史
研究テーマ
海域東南アジア民族史、近現代アジア・日本関係史
主な研究業績・受賞
主な研究業績
- 『すれ違う歴史認識:戦争で歪められた歴史を糺す試み』 (早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書) 人文書院、2022年
- 『東南アジアのスポーツ・ナショナリズム:SEAP GAMES/SEA GAMES 1959-2019年』(早稲田大学アジア太平洋研究センター研究叢書) めこん、2020年
- 『グローバル化する靖国問題 東南アジアからの問い』(岩波現代全書) 岩波書店、2018年
- 『フィリピン近現代史のなかの日本人:植民地社会の形成と移民・商品』 東京大学出版会、2012
- 『マンダラ国家から国民国家へ:東南アジア史のなかの第一次世界大戦』 人文書院、2012
- 『海域イスラーム社会の歴史 ミンダナオ・エスノヒストリー』岩波書店、2003年
- (編著)『復刻版 ボルネオ新聞 (1942~45年) 解題・総目録・索引(人名・地名・事項)』龍渓書舎、2019年
- (編著)『南洋協会発行雑誌(『会報』・『南洋協会々報』・『南洋協会雑誌』・『南洋』1915~44年) 解説・総目録・索引 (執筆者・人名・地名・事項)』龍溪書舎、2018年
受賞
- 第20回大平正芳記念賞 (2004)
主要学会・社会貢献活動
主要学会
- 東南アジア学会
- アジア政経学会
- 日本移民学会
社会貢献活動
- 東南アジア史学会・東南アジア学会編集委員
- フィリピン歴史学会『The Journal of History』 国際諮問委員
担当プロジェクト研究(ゼミ)
- MA:アジアの中の日本 ※2024年9月入学以降募集停止
- Ph.D.:日本・アジア関係史 ※2023年9月入学以降募集停止
研究テーマ/プロジェクト研究詳細・育てようとする人材像
東アジア共同体構想が話題になるなか、歴史認識の基礎となるそれぞれの国のナショナル・ヒストリー、歴史教育について考える。その前提として、世界史、地域史、国史、地方史、それぞれの歴史空間のなかで、それぞれの国の特色とほかの国との共通性を明らかにする。「温帯の陸域、定着農耕民、成人男性エリート中心の中央集権的な近代の歴史観」から脱し、政治、経済だけでなく文化や社会にも注目して、日本とアジア諸国・地域との交流史、さらに東アジア域内の交流史を考える。また、海域の主体性にも注目して、グローバル社会を読み解く。楽しみながら論文を準備し書いてください。わたしが気持ちよく読むことができるように。
担当科目一覧
研究室HP等/研究者DB
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