Graduate School of Asia-Pacific Studies早稲田大学 大学院アジア太平洋研究科

教員

中嶋 聖雄 (Seio NAKAJIMA)

 

  • 資格:教授
  • 学位
    文学士(社会学) 東京大学
    学術修士(地域文化研究) 東京大学
    博士(社会学) カリフォルニア大学バークレー校
  • 経歴・略歴
    中央研究院社会学研究所籌備処訪問学員(1996)
    北京電影学院管理系高級進修生(2003-2004)
    米国ハワイ大学マノア校社会学部助教授(2007-2013)
    早稲田大学大学院アジア太平洋研究科准教授(2014-2018)
    早稲田大学自動車・部品産業研究所所長(2016-現在)
    早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(2019-現在)

専門分野

経済社会学、組織社会学、文化社会学、中国・東アジア社会研究、アジアにおけるクリエイティブ産業

研究テーマ

中国インディペンデント映画の文化社会学、現代中国映画産業の経済社会学、アジアにおけるクリエイティブ産業の組織社会学、次世代自動車(自動運転・電気自動車)の科学技術社会論、リスク社会におけるシビック・メディアの役割

主な研究業績・受賞

著作

  • 中嶋 聖雄,2019,「サイバースペースにおけるミレニアル世代の社交性―ニコニコ動画とビリビリにおける弾幕の比較研究」ヴァネッサ・フランヴィル/グウィネル・ガフリック編『中国の若者文化と共同空間―クリエイティビテイ、社会性、アイデンティティと反逆』(ラウトレッジ)98-115頁(原文英語)
  • 中嶋 聖雄,2020,「中国における自動車の環境規制とその展望:新エネルギー車を中心に」『車載テクノロジー』7(7): 62-69.
  • 中嶋 聖雄,2021,「東日本大震災の記録と記憶:アーカイブ活動の現状と課題」『環境情報科学』50(2): 47-52.
  • 中嶋 聖雄,2022,「現代中国におけるアート映画のマーケティング―政治と経済のはざまで」フィノーラ・ケリガン/クロイー・プリース編『アートをマーケティングする―境界を破壊する』(ラウトレッジ)64-79頁(原文英語).

主要学会・社会貢献活動

主要学会

  • アメリカ社会学会
  • アジア研究学会
  • 映画・メディア研究学会

社会貢献

  • 賈樟柯監督とのパネル・ディスカッション参加、第30回ハワイ国際映画祭(2010年10月23日)
  • 陸川監督とのパネル・ディスカッション参加、第33回ハワイ国際映画祭(2013年10月19日)
  • 俳優・王宏衛との公開パネル・ディスカッション―「現代中国独立映画の現状と課題」、明治学院大学文学部芸術学科・言語文化研究所共催(2015年6月20日)
  • 一般社団法人・日本自動車部品工業会、特別会員(学識経験者)(2016-現在)
  • 公益社団法人・自動車技術会、「持続可能な自動車社会検討部門委員会」、委員(2020-現在)
  • 「COVID-19に対する日本のポップカルチャーの反応」、ダラス・フォートワース日米協会主催(2021年3月18日)

担当プロジェクト研究(ゼミ)

  • MA:アジアのポピュラーカルチャー
  • Ph.D.: 現代アジアにおけるクリエイティブ産業の発展と課題

研究テーマ/プロジェクト研究詳細・育てようとする人材像

アジアのポピュラーカルチャー [修士課程]

本プロジェクトでは、アジアのポピュラーカルチャーを、おもに文化社会学の理論と方法をベースに、地域研究や国際関係、さらにはカルチュラル・スタディーズなど、学際的な視点も積極的に取り入れて研究していきます。例えば、グローバル化する中国映画産業、ジャパニメーションなどを含む「クール・ジャパン」、韓国のK-Popやテレビ/ストリーミング・ドラマ、インドの「ボリウッド」など、多様な実証的テーマが考えられます。また、CASE (Connected, Autonomous, Shared and Services, Electric)・MaaS (Mobility as a Service)時代の「文化としての自動車」/「モビリティ社会」に関する研究も歓迎します。

現代アジアにおけるクリエイティブ産業の発展と課題 [博士後期課程]

本プロジェクトでは、現代アジアにおける「クリエイティブ産業」を、おもに経済社会学、組織社会学および文化社会学の理論と方法を用いて分析します。例えば、「現代中国都市部におけるヒップ・ホップ音楽シーンの形成と発展」のような国・地域別ケース・スタディ、あるいは「アジアにおけるアパレル産業のコモディティ・チェーン」のような、特定の文化生産物に焦点を絞った、生産・流通・消費のグローバル・ネットワークの研究など、多様な実証的テーマが考えられます。また、CASE・MaaS時代における次世代モビリティ/クリエイティブ産業としての自動車産業に関する研究も歓迎します。

両プロジェクトとも、理論・方法論・実証分析のバランスのとれた研究をめざし、学問研究にかぎらず、多様なキャリアに役立つ、クリエイティブな思考能力と実行能力をもつ人材を育てることを目標にします。

研究室HP等/研究者DB

Faculty Spotlights

※画像をクリックするとPDF、動画をご覧いただけます。
◆デジタルブック
◆インタビュー動画

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