Waseda Business School (Graduate School of Business and Finance)早稲田大学 大学院経営管理研究科

その他

◆夜間主プロフェッショナル(マネジメント)
安原 美里さん
東京海上日動火災保険株式会社 企業商品業務部 主任

世の中に新しい価値を創造してみたい

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WBSへの入学の決め手は、現在の部署での自身への危機感と無力感でした。大学卒業後、社会貢献と利潤の双方が追及出来る損害保険事業に魅力を感じ、自身でその双方を実現してみたいと考え、現在の会社に入社しました。3場所の経験を経て、2011年8月に現在の部署へに異動しましたが、そこで、自身の視野の狭さ、思考の浅さを痛感しました。当初は、上司の打合せに同席しても、何を話しているのか?なぜそこでその話に論点が広がるのか?ほとんど理解出来ませんでした。それまでは、主に損害保険の出口である保険金の支払い業務に従事しており、その中では、お客様へ寄り添いナイスリーな解決を行い、適正な支払いを行うことで、社会貢献と利潤の追求の双方が少しずつ実現出来ているのではないかと思っていました。しかし、引受判断や料率の算出等の商品設計、商品の開発・改定を行う現在の部署では、保険知識や断片的な法律の知識のみならず、お客様企業がおかれている経済環境・財務状況などを把握することが不可欠であり、また自社の収益構造も俯瞰的に把握する必要がありましたが、自身にその知識が全くないことに気が付いたのです。

幸い、上司やメンバーに恵まれ、都度、色々なことを教えて頂きましたが、それでも、同じ情報を持っていても自分には出せない発想がポンポン出てくる場面を目の当たりにし、なかなか議論には加われないことがもどかしく感じていました。そして、このまま手当たり次第に学んでも、自分がパフォーマンスを発揮するまでの道は遠すぎると感じ、出来るだけ短期間で体系だって学びたいと考え、その手段としてWBSへの入学を決めました。到底近づけないと感じたその上司が海外のMBAホルダーであったことから”MBA”に興味を持ち、母校に働きながら学べるMBAがあることを知ったからです。

また、かねてより、興味と拘りを持っていた、人と組織についての学びを深め、実務との橋渡しとなる研究を行ってみたかったことから、プロフェッショナルコース/人材・組織マネジメントモジュールを選択しました。

入学すると、今度は自身と同級生との問題意識、志や目線の高さの差を感じました。様々な業界から、様々な役職のメンバーが集っていましたが、目線が高く、多様な視点から問題意識を持ち、本気で社会を変えようとの志を持っているメンバーに沢山出会いました。また教授陣も同様に、学生の実務での立場によらず目線の高さを求めます。

一つの業界の一つの会社内での、自身の業務の問題意識から入学を決めた自分とのギャップに驚きながらも、講義やグループワークの中で、自分も何か貢献しないといけない、そして対等にディスカッションしたいと必死になる中で、少しずつ目線を上げ、俯瞰的な視点が持てるようになった気がします。また、これは入学してから感じたことですが、講義内容のベースとなる知識の分かりやすい書籍は巷にも沢山溢れていますし、新たな情報も色々なソースへ取りに行くことが可能です。ただし、実務とアカデミックのバランスのとれた教授陣からの直接の示唆や、同級生とのディスカッションの中での学びや健全な危機感は、入学しなければ決して得られなかったものであり、それこそがWBSでの最大のベネフィットなのだと感じています。

そして、WBSでの2年間の学びの後も、学び続ける覚悟が出来たこと、これからも共に学びブラッシュアップし合える仲間に出会えたことが何よりの収穫だと思っています。また、何かを打診されたら、とりあえず「出来ます!」と宣言し、それからやり方を考えるようになったこと、初めて聞く話でも、不十分な情報でも、得られる情報から必死でポイントを探し、なんとか対処するための思考方法や意思決定の度胸は身についたことも大きな収穫だと思っています。

◆経歴

2001年3月 早稲田大学人間科学部(臨床心理学専攻)卒業。同年4月 東京海上火災保険株式会社(現:東京海上日動火災保険株式会社)入社。自動車保険の損害サービス業務、労働組合専従、企業・専門職業人用賠償責任保険の損害サービス業務 を経て、2011年8月から現在まで企業用新種保険の引受判断や料率の算出等の商品設計業務(アンダーライティング業務)、商品の開発・改定業務に従事。

※上記はすべて2014年9月時点の原稿・写真です

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