夜間主プロフェッショナル ファイナンス専修
想像を超える自己成長を実感。日々の監査の業務に自信を持って臨む礎に
数年前に内部監査の部署に配属になり、業務監査に携わる上で、私自身の経営に関する知識やファイナンスの専門性の不足を痛感しました。今以上に高いレベルで職務を遂行することに加え、ファイナンスや経営学等の体系的な知識を得て今後のキャリアに活かすことを目指し、 WBS のファイナンス専修で学ぶことを選択しました。職場の理解もあり、夜間や土曜の講義だけでなく、平日昼を中心に開講される夏期集中講義も履修するなど、学業と仕事の両立に努めながら学びを深めることができています。
必修コア科目の「財務会計」は、得るものが特に多かった科目の一つです。もともと簿記の資格を持っていましたが、講義を通して基本的な財務分析手法を身につけ、実際のビジネスモデルや業種特性と財務数値を関連付ける方法を学ぶことができました。財務情報から得られる洞察が深まり、経営課題や企業の成長戦略について、より洗練された分析が可能になったと感じます。 2年目の現在は、金融機関の経営や企業統治が専門の根本先生のゼミに所属しています。個性豊かで意欲的なゼミ生との交流を通して、視点やアイデアを広げながら、自分の研究を充実させたいと考えています。
入学前には想像もしなかったような自己成長や視野の広がりを実感する今、日々の業務にも自信を持って取り組むことができています。この先の目標である、内部管理部門でリスク管理のプロフェッショナルとしてのキャリアを積む上でも、 WBSで培った学びや経験は大切な基盤になると確信しています。
略歴
大学卒業後の2010年に東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社に入社し、営業店での内部管理業務等を経て、現在は内部監査部で主に業務監査に従事。 2023年4月に企業派遣で WBSに入学。根本直子教授の指導の下、「非市場戦略の視点に基づく金融機関のガバナンス -リスクカルチャーの醸成-」をテーマにプロジェクト研究論文に取り組んでいる。
※上記はすべて2024年7月時点の情報・原稿です