Waseda Business School (Graduate School of Business and Finance)早稲田大学 大学院経営管理研究科

About the School

研究科について

Evening MBA (Specialized)Management Track

夜間主プロフェッショナル(マネジメント専修)

夜間主プロフェッショナルとは

スペシャリティを武器に経営幹部となることを目指す人、および財務・金融のスペシャリストを目指す人に向けた、2年間のプログラムです。授業は平日夜間と土曜日に開講されるため、働きながら自身をブラッシュアップすることが可能です。専門別モジュール制により、マネジメントの主要各分野を深く掘り下げて学べる「マネジメント専修」と財務・金融のスペシャリストを育てる「ファイナンス専修」にわかれます。両専修とも、関心に応じて柔軟に学びを広げることが可能です。

マネジメント専修

2年間かけて深掘し磨き上げる、専門性の高いMBA

スペシャリティを武器に経営幹部になることを目指す人に向けた2 年間のプログラムです。授業は平日夜間と土曜日に開講されるため、働きながら自身をブラッシュアップすることが可能です。指導教員を指名して入学するモジュール制(グローバル経営、人材・組織マネジメント、事業創造とアントレプレナー 等)を採用し、専門分野と関連分野双方に通じたプロフェッショナルの育成を目的としています。
入学後から始まる2年間のゼミを通して、個々の問題意識に沿ったテーマを決め、その深堀(問題の発見・仮説・調査・分析・考察)の成果として専門職学位論文をまとめます。

モジュールとは

モジュールとは一種のサブコースであり、各モジュールに1つの演習と5~8のモジュール専門科目が配置されます。モジュールは出願時に選択します。

入学試験情報

入学試験の種類

夜間主プロフェッショナルプログラム(マネジメント専修)では、以下の入学試験区分があります。入試の詳細については「入学試験情報」ページからご確認ください。

  •  一般入試(秋募集のみ)

スケジュール

研究科日程

研究科日程はこちら

曜日・時限

授業時限は以下のとおりです。
※早稲田大学では全学的に2023年4月より100分授業に移行しています。

2023年度
平日 土曜
1時限 × 8:50~10:30
2時限 × 10:40~12:20
3時限 × 13:10~14:50
4時限 × 15:05~16:45
5時限 × 17:00~18:40
6時限 × 18:55~20:35
夜間主6時限 18:30~20:10 ×
夜間主7時限 20:20~22:00 ×

カリキュラム・専門職学位論文

修了要件

2年以上在学して50単位以上を修得し、演習および研究指導を経て専門職学位論文を執筆します。論文審査および試験に合格した者に対して、「経営管理修士(専門職)」の学位が授与されます。

※ 早稲田大学内の他研究科や交換留学先の海外大学院に設置されている科目の単位は、審査の上、修了必要単位に算入できる場合があります。

※モジュール専門科目(所属するモジュールが指定する選択科目)の中から、3科目6単位以上修得することを履修指導します。
※選択必修コア科目(MBAプログラム)を修得した場合、一般選択科目の単位として算入します。
※「研究指導」に単位付与はありませんが、所定の指導を受け合格する必要があります。
※「研究指導」は2年次以降の配当となります。

修了要件に関わる重要なお知らせ

Web シラバスシステム

以下のリンクより各科目のシラバスを閲覧することができます。

専門職学位論文

専門職学位論文は、学生が講義科目の履修を通じて得た知識、演習およびプロジェクト研究における研究成果をもとに、特定の課題における研究成果を研究論文、新規事業提案(ビジネス・プラン)、事例研究(ケース)等の形で集約したものです。専門職学位論文の審査合格に対しては4単位が付与されます。

論文題目一覧

2018年3月修了者題目一覧
2019年3月修了者題目一覧
2019年9月修了者題目一覧
2020年3月修了者題目一覧
2020年9月修了者題目一覧
2021年3月修了者題目一覧
2021年9月修了者題目一覧
2022年3月修了者題目一覧
2022年9月修了者題目一覧
2023年3月修了者題目一覧

モジュール一覧

2024年度募集モジュール

人材と組織
モジュール担当教員 教授 杉浦 正和

「経営はつまるところ『ひと』と『組織』だ」―そのように考えている方には、本モジュールが最適です。通称は「プロの人材ゼミ」。経営の様々な課題について特に「ひと」と「組織」に焦点を当てて深く考え抜くことを目的としています。2年間行われるゼミの初年度は、個々の問題意識を共有したうえで理論・枠組み・事例について学びます。2年目は、実務に応用する「howの問い」と原理を探求する「whyの問い」を同時に大切にしながら、論文を仕上げます。同時に、ゼミの1期前後のメンバーおよび卒業生たちや夜間主総合の人材ゼミのメンバーたちと縦横にネットワークを広げていきます。広く「ひと」と「組織」に関わる問題意識を持つ方や人材のマネジメントとディベロップメントを通して組織に貢献しチームをリードしたい方が、活発な意見交換を通してじっくりと考えを深化していくことのできる機会を提供します。

モジュール専門科目

  • 組織と人事の理論と実践
  • ミッションとリーダーシップ
  • グローバル人材マネジメント
  • 戦略的人材組織マネジメント(隔年)/ビジネス・リーダーシップ(隔年) など

リンク集

杉浦ゼミホームページ
杉浦ゼミショートシネマ

アントレプレナーと事業創造
モジュール担当教員 教授 長谷川 博和

本モジュールのねらいは、「事業創造とアントレプレナーに関するマネジメント」の分野における高度な専門性を獲得することです。その中心的受講生は、①将来ベンチャー企業を創業することを想定する方、②大企業で新規事業や新たな収益源を生み出したい方、③ファミリービジネスの事業承継者、の3分野です。この3分野における成功・失敗要因を評価・分析し、不連続な技術革新についての対応力をつけ、更にはオープンイノベーションを推進するために、大企業、ベンチャー企業とファミリー企業との連携の在り方等を検討することによって、専門職学位論文を仕上げることを目的とします。これら3分野は独立して存在するのではなく、相互に関連しながらダイナミックに成長してゆくものであり、その相関性について重点的に議論していきます。本モジュールの基本姿勢は、実践と理論の融合を重視して進めてゆくこと、「明るく厳しいモジュール」となります。

モジュール専門科目

  • スタートアップファクトリー
  • 事例で学ぶベンチャー・新規事業の創造
  • ファミリービジネスと国際化
  • ベンチャーファイナンス など

リンク集

長谷川ゼミホームページ

グローバル経営と戦略
モジュール担当教員 教授 平野 正雄

本モジュールは、グローバルをキーワードにしながら、第一線のビジネス現場にて活躍できる人材の育成を目指しています。重点を置いているのは、学生一人一人のビジネスパーソンとしての総合力の底上げです。そのためにナレッジ(専門知識の深堀)、スキル(課題解決能力の修得)、そしてマインド(人間的な成長)を一体的に強化するための総合的な教育プログラムを提供しています。まず、ナレッジについては、主に論文執筆を通して最新の理論を理解すると共に、実際の応用事例を学ぶことで、実践的な知識として体得することを目指します。その際のテーマは、戦略策定、ビジネスモデル設計、組織人事改革、M&A、イノベーションなど、学生自身の関心に基づいて柔軟に設定することが可能です。次に当モジュールでは課題設定力、論理思考、戦略構想、デジタルリテラシー、コミュニケーションを含む現代人の必須スキルである課題解決能力全般の強化に重点的に取り組んでいます。そのための独自の演習プログラムやワークショップを繰り返し実施しており 、 課題解決 能力 を徹底的に 鍛えて いき ます。さらにマインドについても 、 専門家を 交 えて メンタル 強化のエクササイズ を行うことや、 仕事を離れて 自分自身を見つめ直す場を設 けて 、これからのキャリアやライフプランを考える こと などに取り組んでいます 。 このように 当モジュールでは 濃密な 学習機会と非日常的な体験を 提供することで 、 学生一人一人 が 着実に自らの 能力を 高め 、 一段の人間的な成長 も遂げ、確かな成長実感をもつ こと を目指しています 。将来 を 見据 え て 、しっかり自分を鍛え上げたい方々の応募をお待ちしております。

モジュール専門科目

  • 持続成長戦略論
  • グローバル人材マネジメント
  • 実践コーポレート戦略
  • 企業価値創造型経営 など

リンク集

平野ゼミホームページ
平野ゼミ紹介資料(PDF)

技術・生産マネジメント
モジュール担当教員 教授 藤本 隆宏

このモジュールでは、企業・産業・現場のオペレーション(広義のものづくり)を、付加価値を担う設計情報の「流れ」を管理し改善するという観点から分析します。具体的には、①現場において付加価値を担う「良い設計の良い流れ」を制御するものづくり組織能力(例えばトヨタシステム)、②製品など現物の設計思想つまり製品・工程アーキテクチャ、③「選ばれる力」である表層・深層の競争力の間の動態的な関係を見ます。また、製品開発・生産・購買・販売・サービス等の現場の「良い流れ」(品質・生産性・リードタイム・柔軟性:QCTF)の管理と改善、現場の生産資源(人的資源・設備・材料:3M)の入手・維持・改良などについて学びます。多くの現場現物の実例を用います。製造業、サービス業、農林水産業、生産部門、開発部門、サプライチェーン、ビジネスモデルなどをすべて含みます。デジタル化、グローバル化、大災害対応、サステナビリティ対応など、さらに、インクルーシブなものづくり経営、プラットフォーム競争時代の補完財戦略、アフターコロナ時代のサプライチェーンなどのテーマにもどんどん応用していきます。

モジュール専門科目

  • マーケティングと新市場創造
  • 技術と戦略
  • 生産・開発マネジメント(1)
  • 生産・開発マネジメント(2) など

スポーツビジネス
モジュール担当教員 教授 松岡 宏高

スポーツビジネス、つまりスポーツに関連する事業のマネジメントやマーケティングについての理解を深めることをねらいとしています。スポーツをバックグラウンドにビジネスを学びたい方、ビジネスをバックグラウンドにスポーツビジネスを学びたい方、両者に受講してほしいモジュールです。スポーツマネジメントやスポーツマーケティングという学問の面白さは、そのプロダクトと消費者行動のユニークさに起因します。「なぜ、負けても負けても試合会場に行くのか?」「なぜ、スポーツには多くのスポンサーがつくのか?」これらの疑問の背景にある固有の理論や概念をスポーツビジネスの実践とリンクさせながら学ぶことを目的としています。本モジュールでは、講義形式に加えて、ケースメソッドやグループワークなどを用いて、理論的かつ実践的に学びを深めます。

モジュール専門科目

  • スポーツビジネスマーケティング特論
  • Theory and Practice of Global Sport Management
  • マーケティングと新市場創造
  • 事例で学ぶベンチャー・新規事業の創造 など

プログラム担当教員からのメッセージ

夜間主プロフェッショナルプログラム・マネジメント専修は、モジュール(ゼミ)という仕組みを通じて、2年間で特定の専門科目をより深く学べる点が大きな特徴です。通常の必修・選択科目を履修しつつ、モジュール科目を集中的に履修することによって、経営幹部職としてのステップアップと専門性の深化を同時に追求することができます。入学時点で所属するゼミがすでに決まっているため、専門職学位論文の執筆にも十分な準備時間をかけて取り組めます。同じ分野を専攻し、長い時間を共に過ごすゼミ仲間とは、より深い知見を共有することができ、現役生同士だけでなく、修了生との間にも家族のような強い絆が築かれます。毎週行われるゼミでの議論はもちろん、ゼミごとに特徴のある企業見学やスタディツアーといった対外的な活動を通じて、外部との間でも多様な化学反応とネットワークが生まれています。こうした学びのプロセスで得られた広範で濃密な人脈は、今後の人生にとって、必ず有益なものとなるはずです。

略歴

長谷川 博和教授
新規事業、ベンチャービジネス、ファミリービジネス専門。中央大学卒業。早稲田大学博士後期課程修了(学術博士)。グローバルベンチャーキャピタル会長、野村総合研究所主任研究員、ジャフコ等を歴任。

学生紹介

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