夜間主プロフェッショナル(マネジメント専修)
多様な視点や考え方に触れたゼミでのディスカッションは自己への理解も深める機会に
マネジメントを体系的に学びたいと考えたのは、入社7年目に、約200人のメンバーを指導・育成するユニットマネジャーに就いたことがきっかけでした。年齢も経験年数も私より上のメンバーに対し、自分の経験則だけでアプローチをすることに限界を感じました。そこで人材・組織マネジメントについて、2年間のゼミを通して深く掘り下げて学べる点に魅力を感じ、WBS のマネジメント専修を選びました。
入学後は杉浦正和教授のゼミに入り、人材と組織について多角的な視点で議論を深めました。印象的だったのは、「ひと」に関心のあるゼミ生が集まっているため、私の考え方や話し方の癖も仲間が鋭く見極めて、それを踏まえて的確な助言をしてくれたことです。活発な議論を通して、私自身も見えていなかった「自分らしさ」のようなものを、先生や同期生から気付かせてもらえたと感じています。
2年間の学びを経ての一番の変化は、人の数だけ多様な考え方があり、そのどれもが間違いではないと気付けたことです。価値観や考えが異なる相手と協働するからこそ、自分にない視点やアイデアを得て、一人では到達できない地点にたどり着けるのだと知りました。現在は人事の仕事に携わっていますが、ゆくゆくはテーマパークのオペレーション部門に戻り、より成長した自分で、メンバーをサポートしていきたいと考えています。WBS で出会った仲間とは修了後も折々にアドバイスや議論を交わし互いに学び合う関係が続いています。
経歴
2006年早稲田大学第一文学部教育学専修を卒業。株式会社オリエンタルランドに入社。運営本部セキュリティ部に所属し、テーマパークの時間帯責任者を務める。その後、時間帯責任者を統括するユニットマネジャーを経て、2014年10月より人事部にて制度策定などに携わる。2015年4月から2年間、社内の教育制度を利用しWBS で学ぶ。現在はオリエンタルランド運営本部パークサービス運営部に所属し、東京ディズニーシーパークエントランスのエリア責任者を務める。
※上記はすべて2018年6月時点の情報・原稿です