1年制総合
多様な価値観に触れたことで異なる立場の関係者の意見を整理し方向付けられるように
エンジニア、そしてITコンサルタントとして日々の業務にあたるなかで、両者の間での意思疎通の難しさや齟齬を感じる場面が少なからずありました。双方の橋渡し役を担える人材を目指し、1年間学業に専念して体系的な知識を身に付けようと1年制総合を志望しました。
在学中、さまざまな業界に身を置く同期や先輩方と、ディスカッションをしたり、交流を重ねたりする過程で、多様な価値観や異なる視点に触れ、物事への考えや理解が深まりました。また、内田和成教授のゼミでは、先生や同期との会話を通じて、考えを構造化することやシンプルに表現することの有効性を実感し、今後の仕事に活きるであろう重要な学びになりました。WBS で得たこれらの思考力や視野は、卒業後に担当している業務において、まさに関係者それぞれの異なる立場や視点からの意見を整理し、方向付けるのに役立っています。
1年間という短期間で走り抜けるなかで、苦楽を共にした仲間を得られたことも1年制総合の魅力です。社会に戻り、このような友人を得られる機会は本当に貴重だと改めて感じます。みなさんも多様性に富むWBS の環境を活かし、教室の内外で積極的にたくさんの人と対話を重ねてみてください。授業や本から得る知識以外にも、多くの大切な学びを得られることと思います。
経歴
2011年早稲田大学政治経済学部卒業。アクセンチュア株式会社に入社し、システムエンジニアとして保険会社のシステム開発プロジェクトに携わる。その後従事した金融機関のモバイルアプリ開発プロジェクトでは、要件調整業務を担う。2016年7月に同社でITコンサルタント職に就き、通信業界の顧客を担当。2017年4月に1年制総合入学。
※上記はすべて2018年6月時点の情報・原稿です