凝縮された濃密な学びで手にする確かな成果
総合的な経営知見を集中的に学ぶ、1年間の集中プログラムです。MBAのコア科目を中心に学び、ビジネスで必要とされる広範な知識を修得します。限られた時間のなかで行われる凝縮した学びは、自立心、実践力の向上にも役立ち、ジェネラルマネージャーそしてリーダーとして活躍する将来へとつながっていくでしょう。授業の多くは同一クラス単位で行いますが、他プログラムに設置されている科目も履修可能です。科目の選択によっては英語生との積極的な交流も望めます。集中型の海外講義授業にも、多くの1年制総合学生が参加しています。入学直後にゼミに所属し、今後のビジネスで活きるプラスαの得意領域を獲得し、その成果をプロジェクト研究論文としてまとめます。1年間の濃密な学びを求める人に最適なプログラムです。
1年制総合プログラムには、 以下の2つの入学試験制度があります。各入試の詳細について「入学試験情報」ページからご確認ください。
研究科日程はこちら
授業時限は以下のとおりです。
※早稲田大学では全学的に2023年4月より100分授業に移行しています。
1時限 | 08:50~10:30 |
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2時限 | 10:40~12:20 |
3時限 | 13:10~14:50 |
4時限 | 15:05~16:45 |
5時限 | 17:00~18:40 |
6時限 | 18:55~20:35 |
1年以上在学して50単位以上を修得し、プロジェクト研究および研究指導を経てプロジェクト研究論文を執筆します。論文審査および試験に合格した者に対して、「経営管理修士(専門職)」の学位が授与されます。
早稲田大学内の他研究科や交換留学先の海外大学院に設置されている科目の単位は、審査の上、修了必要単位に算入できる場合があります。
以下のリンクより各科目のシラバスを閲覧することができます。
プロジェクト研究論文は、学生が講義科目の履修を通じて得た知識、及びプロジェクト研究における研究成果をもとに、特定の課題における研究成果を研究論文、新規事業提案(ビジネス・プラン)、事例研究(ケース)等の形で集約したものです。プロジェクト研究論文の審査合格に対しては2単位が付与されます。
2017年3月修了 論文題目一覧
2018年3月修了 論文題目一覧
2019年3月修了 論文題目一覧
2019年9月修了 論文題目一覧
2020年3月修了 論文題目一覧
2021年3月修了 論文題目一覧
2022年3月修了 論文題目一覧
2023年3月修了 論文題目一覧
※以下は経営管理研究科統合母体である「商学研究科ビジネス専攻」修了生の論文題目一覧となっています。
2013年3月修了 論文題目一覧
2014年3月修了 論文題目一覧
2015年3月修了 論文題目一覧
2015年9月修了 論文題目一覧
2016年3月修了 論文題目一覧
ゼミ名称 | 担当教員 |
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経営戦略と市場創造 | 教授 池上 重輔 |
事業戦略遂行のための業績管理システム | 教授 清水 信匡 |
市場創造とトランスフォーメーション | 教授 杉田 浩章 |
テクノロジー企業戦略と新規事業マネジメント | 准教授 田村 泰一 |
アントレプレナーシップで幸せを創る | 教授 東出 浩教 |
経営戦略の策定 | 教授 山田 英夫 |
*ゼミ開講予定は一部変更になる場合があります。
個別のゼミ情報については以下のページの「入試要項」-「ゼミ・モジュール紹介」よりご確認ください。
ビジネススクールにおける「学び」の特色は、ともに学ぶ仲間と議論し考えることを通じて、自分自身をよりよく知るところにあります。何が自分の得意で何が不得手なのかは、本質的に同質者の集団である職場の日常の中では、なかなか理解できません。しかし、そうした日常の中にいたビジネスパーソンも、同じスクールに通う仲間たちと「学び」の時間と場とを共有することにより、今まで知らなかった自分自身を新たに発見することができるはずです。ともに学ぶ仲間との交流は、経営のあらゆる局面で通用する知の技術を身につける機会であるだけでなく、自分が何者であるかを知り、自分の潜在力を最大限に活かすきっかけを作る機会にもなるからです。1年制総合は、約半数を企業派遣者が占めるコンパクトなプログラムです。それだけにプログラムを同じくする学生が、あたかも一つのクラスのように講義とゼミの時間を共有する意義は大きいと思います。様々な企業がどのような前提を置いて事業を行っているかもよく見えてくるでしょう。それを鏡として自社もしくは以前に自分が働いていた会社が、どのような前提をおいて事業を行っているのかも見えてくるでしょう。ここは「仲間と学び合いたい」という志を持った学生を待っているプログラムです。ぜひ、私たちの1年制総合プログラムで、皆さんの生涯の糧となる人のネットワークを築いてください。
池上 重輔教授
国際経営、経営戦略、グローバル・リーダーシップ専門。一橋大学経営学博士。英国ケンブリッジ大学MBA。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、MARS JAPANを経て、ソフトバンクECホールディングス新規事業統括部ディレクター、ニッセイ・キャピタルチーフ・キャピタリストを歴任。
MBAに通学するには、学費だけでなく、時間も投資することになります。社会人であれば、機会損失を覚悟して通学するわけであり、いかにして損失を最小にして、利得を最大にするかが求められます。1年制総合プログラムは、まさにこのニーズに応えようとするものです。1年間で授業科目を履修し、プロジェクト研究論文を書き上げるスケジュールは、想像以上に大変です。しかしながら、人生の中で1度くらい、これだけ集中して勉強する期間があっても良いのではないでしょうか? 朝から晩まで勉強に専念できる環境は、仕事をしながらでは決して得られない、「思考の熟成」を体得できます。「知識」は5年もすれば陳腐化しますが、熟成を通じて得られた”智慧”こそが、皆さんの一生の財産になります。集中した1年間に賭けてみませんか!
山田 英夫教授
慶應義塾大学卒業、同大学経営管理研究科修了(MBA)。学術博士(早大)。三菱総合研究所研究員、アステラス製薬、NEC、ふくおかフィナンシャルグループ、サントリーHDの社外監査役を歴任。