全日制グローバル
グローバルビジネスの今を肌で感じ理解を深められる海外での学習機会も活用
IT 機器メーカーで長く営業に携わりましたが、「前回この方法でうまく行ったので次も大丈夫だろう」といった過去の経験による判断や行動に陥りがちでした。論理的かつエビデンスに基づいたビジネスがしたいという思いが強くなり、会社を退職してMBA の学びに専念しようと決めました。一度キャリアを中断してでも、知識やスキルを磨いて2年後に新たな土俵でスタートした方が、自分のためになると考えたからです。
国際性に富んだ環境で学べることが、WBS の全日制グローバルを選んだ一番の理由ですが、実際は期待以上で、各国から優秀で意欲の高い学生が集まっているWBSのMBAプログラムが国際的に認知されていることを実感しました。入山章栄先生のゼミでは、海外でリリースされたばかりの最先端の論文を読み、合わせて関連する過去の理論も学んでいくことで、経営学の体系的な知識を深めることができたと感じています。
交換留学(クレアモント大学院大学 ドラッカー・スクール)や海外開講科目を通して、現地の経営者にインタビューを行う機会などもあり、グローバルビジネスの現場を自分自身の目で見て理解を深められたことも、非常に貴重な経験でした。
現在、コンサルタントとして働くなかで、WBS で培った分析スキルや実践的な英語力が役立っています。仮説を立て、データで実証する力が備わったことで、自信を持って顧客に提案ができるようになりました。学びの自由度が高いWBS では、目的意識を明確に過ごすことが重要であり、それがキャリアをひらく鍵にもなるはずです。
経歴
2002年横浜市立大学商学部経営学科卒業。外資系ITハードウェアメーカーで営業に携わる。退職後の2014年4月にWBS へ入学。在学中は海外開講授業を積極的に受講したほか、2年目の秋学期に米国・クレアモント大学院大学へ交換留学。修了後、アビームコンサルティング株式会社に入社し、企業のマーケティング領域を担当。
※上記はすべて2018年6月時点の情報・原稿です