Waseda Business School (Graduate School of Business and Finance)早稲田大学 大学院経営管理研究科

その他

中村 幹宏さん
夜間主プロフェッショナル
(マネジメント専修)
本田技研工業株式会社

夜間主プロフェッショナル(マネジメント専修)

夜間でNo.1のビジネススクール

中村

WBSを目指した理由

私がビジネススクールを目指した理由は、ビジネスマンとして30代前半に差し掛かり、次のステップアップに向けて、差別化できる武器を持ちたいと考えたからです。伝統的産業である、自動車メーカーでは年功序列的な風土が強く、どちらかと言えば幅広い知識やスキルよりも自動車ビジネスにおける経験値が重要視されています。加えて、商品開発にも数年かかることから、比較的意思決定のスピードが遅く、業界外の動向や環境変化について疎いという事が問題意識としてありました。そのためビジネススクールという「新しい環境下」での学びや経験は、自分自信のキャリアアップにとって大きな武器になり得ると考えました。そしてせっかく学ぶならば、夜間でNo.1のビジネススクールであるWBSを目指そうと考え、受験することにしました。

WBSの魅力

WBSの魅力は「理論と実践」が両立された、質の高い教授陣と授業カリキュラムです。各分野で学術的に第一人者である先生方や、実業界で成功された先生の講義が絶妙にバランスされているため、それぞれの学生のニーズに合った、授業の選択が可能です。私は一年次においては、まずは理論を学ぶ事で基礎知識を充実させたいと考え、戦略・マーケティング・人材/組織・ファイナンス/会計など、「理論」を重視したコア科目を中心に履修をしました。各講義では学生が理解を深めるための工夫がなされています。例えば、前半を実践的なケーススタディを行い、後半にはそのケースに関する理論をわかりやすくレクチャーする形の講義がありました。先生と学生がインタラクティブに討議を繰り返す形を取り入れることで、集中力を保ちながら学ぶことが可能でした。
更に各授業では、著名なゲストスピーカーの声を聞く機会が多くあることも大きな魅力です。各業界において、経営の第一線で活躍されている経営者や起業家が、”現実のビジネス“の成功談や苦労された話などをリアルに聞き、そして質問出来る機会は、我々ビジネススクールの学生達にとって、非常に価値があるものだと感じています。
そして高い志を持った同級生の存在も魅力の一つです。WBSは、様々な業界から優秀なビジネスマンが集まって来ており、利害関係が無いフラットな関係性の中で喧々諤々と熱い議論を繰り広げる事ができます。ともに学ぶ仲間と熱い議論をすることはとても刺激的です。そして、授業後の飲み会では楽しく交流を深めることが出来るのもビジネススクールが人を惹きつけるポイントではないでしょうか。

ゼミの魅力

私は根来龍之教授の経営戦略モジュールに所属していました。二年次には、修士論文の作成に向けて根来先生との個別面談による論文指導がありました。先生の専門分野である、プラットフォーム戦略論や、レイヤー戦略論など、自動車業界では耳にすることが少ない、最新の理論やケースについて、ゼミや個別面談にて直接指導を頂ける機会が多数あり、志を同じくしたゼミの仲間とともに、毎日苦しいながらも充実した日々を送っていました。

入学する前は不安でいっぱいでしたが、二年間の学びや経験は、自分の人生の中でも非常に大きな価値のあるもとなっています。そして自分自身の人生が大きく変わったと強く感じています。

経歴 

大学卒業後、2002年に本田技研工業株式会社へ入社。九州支社での企画業務やディーラーでのセールス経験を経て、日本本部でのマーケティング業務へ従事。2010年には商品企画部門にて新型SUV 「VEZEL」のセールスプロジェクトリーダーを務める。(「VEZEL」は2014年度SUV販売台数No.1に輝く。)2014年より現職。

※上記はすべて2015年4月時点の原稿・写真です

夜間主プロフェッショナル(マネジメント専修)・プログラム概要
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