School of Culture, Media and Society早稲田大学 文化構想学部

Global Studies in Japanese Cultures Program

JCulP:国際日本文化論プログラム

About JCulP

国際日本文化論プログラムについて

早稲田大学文化構想学部では2017年度より、日本文化を世界的な視野のもとに学び、かつその成果を広く世界に向けて発信できる人材の育成を目指し、英語学位プログラムGlobal Studies in Japanese Cultures Program (JCulP:国際日本文化論プログラム)を開設しました。

本プログラムは文化構想学部多元文化論系内のプログラムの1つとして置かれ、定員は若干名(日本学生(Japanese Students)<略称JS>15名、海外学生(Overseas Students)<略称OS>15名を上限とする)です。JSは英語で教授される科目を88単位以上修得する必要がありますが、残りの単位は英語以外で教授される科目の履修も可能です。OSは、入学時においては日本語の能力を前提としないものの、入学後は日本語を学びつつ、英語で教授される科目の履修によって卒業要件を満たすことが可能です。いずれの場合も、研究内容は日本文化を中心のテーマとしつつ、文化構想学部の学生としてふさわしい広領域的・学融合的な学習を行ない、学習内容や研究成果を英語で論じ、表現できるようになることを目的とします。

日本文化を学ぶことについて

thumb6英語を通じて日本文化を学ぶことで、それまで当たり前のものとして見過ごしてきた日本の歴史や伝統、習慣や考え方を「新たな角度から捉え直す」ことを試みます。たとえば明治維新という事象を取り上げても、日本の歴史の内部でのみ捉えるのではなく、World Historyの一部として見直すとき、それが同時代ヨーロッパの市民革命と同種のものなのか否か、もし異なるとすればどのように異なるのか、という論点が必ず現れて来るでしょう。現代で言えば、日本のマンガやアニメが20世紀の末からなぜ急速に世界中の若者に受け入れられるにいたったのか、それは単に表現媒体の特質によるものなのか、それともそこで表現される感性や価値観の中にアピールする要素があったのか、という問いかけが可能になるでしょう。つまり、日本の内側ではなく、敢えて外側から見つめる視点を獲得することによって、それまで見えにくかった様々な探求の課題が姿を現し、それらに取り組むことを通じて、日本文化の成り立ちと在り様について新たな、かつ、より豊かな見解を得ることが期待されます。

日本文化を発信することについて

2013-01-18-13.15.00このJCulPでは、「英語を通じて」学んだ日本文化の姿を、さらに「英語を使って」世界に発信することを目指しています。「日本文化は特殊な文化であり、外部の人間には理解できない」というような独断に閉じこもるのではなく、できるだけ多くの世界の人々に日本文化の価値を伝え、理解を共有する…その手段として最も適しているのが、英語であることは疑いえません。もちろん、日本語の習得が日本文化の理解の前提であるとする考え方もあるでしょう。しかし、むしろそれは、言語の「壁」を初めから文化の間に立て、互いの文化を見えにくくする後ろ向きの態度につながるのではないでしょうか。私たちは今、ポップカルチャーを通じて日本文化に対する関心が世界中に高まり、そこから日本語を学ぼうとする人々が多く現れていることを知っています。まず世界のひとびとが、ともに日本文化を味わい、語り、論じていく、そのような場所、共有の空間が生まれることが大切なのです。そのとき英語は、言語の壁としてよりは、むしろ私たちが共に語りうる場を支える、土台のような役割を果たすはずです。このプログラムで学ぶ皆さんに培ってもらいたいのは、自ら英語を使うことによって、その共有空間の構築に貢献し、さらにそこで優れた文化発信の担い手となりうる能力に他なりません。

言語・文化を異にする学生が共に学ぶことで、多角的に日本文化を捉え直します

H1-表紙学生06JCulPでは、日本で教育を受けた学生(日本学生)15名と海外で教育を受けた学生(海外学生)15名が英語を通じて共に学び、語り合い、探究に携わることによって、多様な視点から日本文化を捉え直すことを目指します。

英語で学ぶための準備教育コースがあります

2013-01-19-13.47.53JCulPでは基本的に英語で授業を受けますが、日本の学校で教育を受けてきた皆さんは、英語で学ぶことに不安があるかもしれません。そのために、このプログラムでは、日本学生は4月、海外からの学生は9月と入学時期をずらし、日本学生は約3か月間、英語で学ぶための準備教育を受けます。まず、4月から6月半ばまでは早稲田でAcademic Skills in Englishという集中的な英語コースを修め、その後、世界の英語圏(アメリカやイギリスなど)の海外大学の夏季講座(Summer Session:海外大学短期留学)に5週間から10週間程度加わり、英語による学習能力をさらに高めて、海外学生と共に学ぶ秋からの授業に備えます。

文化構想学部の開かれたカリキュラムの中で学び、日本語プログラムの科目履修も可能です

プログラム独自の演習の他、文化構想学部・文学部における英語による科目群から科目履修を行うことで、プログラム外の学生とともに学ぶ機会が多く得られます。日本語による学部設置科目も一部履修が可能です。文化研究では何よりも先入観を排し、多面的複層的な視点から対象を捉えることが重要ですが、背景も専門も異なる様々な学生とともに学ぶことは、それに最も適した学習環境を提供してくれるでしょう。

SGU「国際日本学」拠点と直結し、最先端の日本文化研究に触れることができます

早稲田大学は、文部科学省スーパーグローバル大学創成支援(略称SGU)トップ型の13校に選ばれました。本プログラムはその支援に基づいて行われる「国際日本学」拠点活動の一環として設置されたものです。

本プログラムは海外における一流の日本文化研究拠点である、コロンビア大学やカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などと、研究・教育両面にわたる緊密な連携のもとで展開され、常に世界の日本文化研究の成果や動向を反映した教育が行われます。

「日本文化を世界に開く」人材の育成―角田柳作から続く早稲田「文科」の伝統を生かして

角田柳作現在の文化構想学部・文学部・大学院文学研究科に連なる早稲田大学「文科」は、コロンビア大学で日本学研究の礎を築き、ドナルド・キーン氏ほか優れた日本研究者を育てた角田柳作先生をはじめ、研究・教育・実作いずれの領域においても、「日本文化を世界に開く」優れた人材を育ててきました。本プログラムは、その特色ある伝統を確固たる形で受け継ぐとともに、日本のみならず世界からその担い手を募り、育て、送り出すことによって、日本文化研究のさらなる深化と発信に寄与することを目指します。

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