東京といえば、どんなイメージを持っていますか?
日本の政治・経済の中心地というだけではなく、「アニメ」「ポップカルチャー」、「ハイテク」、「日本食(和食)」など、日本の持つユニークな文化の発信地としてのイメージもあるかと思います。
国際日本文化論プログラム(JCulP)は、この東京を舞台に日本学生と海外学生が「日本文化の価値」について4年間かけて学び、日本文化の価値観を世界で発信できることを目指します。
「TOKYOで学ぶ魅力」をぜひ感じ取ってください。
東京には、最先端のカルチャーと、日本古来の伝統が同時に息づいています。過去と最先端が同時に共存する東京は街全体が変化に富んでおり、美術館や博物館、ギャラリーなどのアートスポットでは、いつでも日本文化を感じることが出来ます。
また、三社祭や神田祭など、東京の下町には祭りの文化が深く根付いており、町民が一体となる雰囲気、伝統的な生活様式は東京ならではです。建築や伝統工芸品など、日本文化の粋が凝縮された地でもあり、花見、盆栽、伝統工芸、浮世絵、歌舞伎、そして国技でもある相撲などの文化は間近に接することが出来ます。
それ以外にも、音楽や演劇などの芸術活動も盛んに行われており、世界中のオペラ、バレエ、ミュージカル、クラシックコンサートが開催されています。
日本では、茶道の精神にあるような、おもてなしの心というものが根付いています。これは、たとえ一度限りの出会いであったとしてもその一瞬を大事にしようとする気持ちが日本人の中に根付いているためです。
おもてなしの心、丁寧な接客、粋をつくした職人の技。これらは、日本の心意気として、海外からの訪問者にも感じ取ってもらえることが出来ます。
また、東京をはじめ、日本は治安が良く、自然災害があっても混乱なく助け合える文化でもあります。たとえば、東京で万一財布を落としたとしても、そのほとんどは正直に届けられます。警察に届けられている金額の総額は年間30億円ともいわれています。
日本が世界に誇るメーカーでもあるTOYOTA、SONY、HONDA、CANON、BRIDGESTONE、KOMATSU、SUBARU、HITACHI等は、どれも東京に本社があり、科学技術館などでは様々な最新技術に触れる機会があります、
また、東京は、蛇口からでる水をそのまま飲める世界有数の国です。ハイテク技術の進化により水質基準だけではなく、きれいな空気の中で生活を送ることもできます。ハイテク技術は医療施設の充実にもつながっており、世界トップクラスの医療環境も整っています。
ハイテク以外に、最新のファッションも東京から発信されており、SHISEIDOなど、化粧品や美容に関する世界的な企業も本社を東京に構えています
美しい自然は、日本の四季の象徴です。東京は海、山、川に隣接し、早稲田大学近辺にも緑豊かな広大な公園が数多くあります。春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪景色と日本ならではの季節を日々感じることが出来ます。東京の西に位置する高尾山は、ミシュランガイドでも紹介されています。
また、世界遺産にもなった「和食」は美味しいだけではなく、季節の食材を使い、見た目の美しさも特徴的です。職人による長年によって引き継がれてきた技が食に活かされた日本文化の象徴でもあります。なお、安くておいしい「B級グルメ」と呼ばれる料理も多くあり、幅広い食文化が提供されていることも東京の魅力でもあります。
国土の狭い日本にとって、土地や部屋の広さは欧米のそれにはかなわないかもしれません。しかし、大学4年間を部屋の広さで決める必要はまったくないのではないでしょうか。自分らしい、ユニークな経験と知識を持てるのはどのような環境か。それを考えたときに、TOKYOは間違いなく新しい価値観をもたらしてくれます。
また、物価については極端に高いものではなく、また言葉についても多くの方が日本で働かれており、何よりも早稲田大学には5000人強の留学生が共に学んでいます。