文化構想学部では卒業までに124単位を取得する必要があります。JCulPでは日本学生(以下、JS)は英語で教授される科目を88単位以上修得する必要がありますが、残りの単位は英語以外で教授される科目の履修も可能です。また、海外学生(以下、OS)は日本語の必修科目がありますが、それ以外は英語による科目の履修によって卒業単位を満たすことが可能となります。
文化構想学部に設置されている6論系(論系とは、専修・コースのようなものです)のうち、多元文化論系に所属し、2年次から論系の演習を履修、JSは3年次、OSは2年次後半にはゼミに入り、4年次にはゼミ論文を作成します。文学部と共有している講義科目(ブリッジ科目:設置科目数は約1,000科目)を履修すること、さらには他学部の科目や、全学に科目を提供しているグローバル エデュケーション センター(GEC)の科目を学ぶこともできます。演習や講義を通じて、プログラム以外の学生とともに学ぶ機会も広く得られます。
JCulPの科目はクォーター制で行われます。
7月ごろから9月20日頃までの間にSummer Session(海外大学短期留学)や長期インターンシップに参加することが可能です。
以下は、変更となる可能性があります。
1年次の春・秋・冬クォーターに履修します。春クォーターは JS の学生のみで履修し、大学での学修に欠かせない論文作成のルールや研究調査の基礎を英語で学びます。秋・冬クォーターでは OS の学生と合同で履修し、具体的なトピックを扱いながら、プレゼンテーションやディスカッション、レポート作成について実践的に学びます。
JS のみを対象として、英語によって教授される科目の履修に必要な英語の運用能力を養うことを目的に 1 年次の春・夏(前半)・秋・冬クォーターに履修します。春クォーターでは「Reading」 「Writing」 「Discussion and Presentation」の3つの技能別に学習し、実践的な英語運用能力を身に付けます。夏クォーターでは集中講義として「Intensive」を約 2 週間で履修し、学術英語の運用能力の向上を図ります。秋・冬クォーターでは「Writing」を 各 1 科目履修し、英語による学術的な文章作成能力の向上を図ります。
夏クォーターの後半から夏季休業期間に 5 週間~10 週間程度、海外の大学にて実施される短期留学プログラムに参加します。入学決定後に候補プログラムの中から選択し、履修後にその学習内容・受講時間数に応じて単位を取得します。6単位以上の取得を目指すものとなります。
卒業までに24単位以上修得できるように、1年次から履修することになります。
英語で教授される科目の履修に必要な技能を身につけるための「Academic Skills(AS)」と英語で科目を学ぶ「Intensive Studies(IS)」 の2つの科目群があります。このうち、「Intensive Studies(IS)」の6科目(12単位)を1年次の秋・冬クォーターと2年次春クォーターに各2科目ずつ必修科目としてJS/OS合同で履修し、日本文化の基礎を学びます。また必修科目以外にも選択して履修することが可能です。
個別のトピックに基づいて少人数による討論・文献講読などを行い、文化研究のアプローチを実践的に学び、自らの研究領域を構想するための視野と能力を得ることを目的としています。JS・OS ともに 2 年次より選択履修が可能で、「英語」にて実施される科目を 16 単位以上修得します。多元文化論系の他プログラム・他論系の専門演習からも選択履修が可能です。
専門分野について、グループ研究・グループ発表などを「英語」で行いながら、研究テーマに沿った調査、合宿、研究報告書作成などを通じて、各自の課題関心を学生同士が相互に刺激し合う中で深く掘り下げ、専門性を深めながらも、創造的に論じていく科目です。JSは3年次~4年次、OSは2年次春クォーターから4年次冬クォーターの2年間にわたって履修します。JS/OS合同で実施されます。
専門演習や論系ゼミなどで深めた専門的な学修の集大成として、4年次に作成する「英語論文」です。論系ゼミで深めた専門性と創造的な視点に基づいて、担当教員との綿密な指導を通じて書き上げます。
2023年度の主な専門演習です。授業の詳しい内容はシラバス検索からご確認ください。