• 2025年度第3回GMPフォーラムを開催しました(2025/7/1)

2025年度第3回GMPフォーラムを開催しました(2025/7/1)

2025年度第3回GMPフォーラムを開催しました(2025/7/1)
Posted
2025年11月13日(木)

2025年度第3回GMPフォーラム
日時:7月1日(火)15:00~18:40
場所:15号館201教室

第3回フォーラムでは、エドマン先生から「日本の製菓メーカーであるカルビー株式会社が韓国に市場を拡大する際の進出戦略を提案せよ」という課題が出され、全14チームがアイデアを絞り出し、戦略立案に取り組みました。

今回はGMPフォーラムとして初めてゼミ対抗形式でのコンペティションを実施しました。ゼミ対抗であるからこそ、学生同士の士気がより一層高まったのはもちろんのこと、それぞれのゼミの研究分野をアイデアやプレゼンテーションに反映させることで、各ゼミの専門性や個性を示す機会となりました。

エドマン先生による一次審査では、各チームから提出された動画をもとに14チームから8チームが選出され、さらに予選会を経て、本番のフォーラムで発表する4チームが決定しました。チームのアウトプットには各ゼミの強みやカラーが色濃く表れており、参加者にとっても新たな視点や学びを得られる、非常に興味深い内容でした。

フォーラム当日の発表の様子

また、課題の対象市場である韓国は、本年度のGMP海外合宿先ということもあり、各チームが当事者意識をもって課題に取り組むことができました。韓国の市場規模や現地でのカルビーの認知度などに網羅的な情報がない中でも、精密な仮説立てや戦略にもとづく秀逸なプレゼンテーションがなされました。

優秀チームが発表される際には、候補4チームのメンバーが手を合わせて祈る様子も見られ、チームの絆が深まり、個人の大きな成長に繋がったフォーラムであったことを実感しました。

私は最優秀チームの1人として、このチームで最後までやりきることができて良かったと心から思っています。予選ではタイムマネジメントが上手くいかず、チーム全員が歯がゆい思いをしました。本番までの限られた時間の中で、気持ちの余裕が無いながらも予選会での反省を生かし、一人ひとりが声のトーンやスピード感を磨き直しました。その結果、本番では時間内で全員が納得のいくパフォーマンスを発揮することができました。短時間でも、改善への努力を惜しまないメンバーの様子に大きな刺激を貰い、個人・チームとしての成長を肌で感じた瞬間でした。

最優秀発表賞(第1位)受賞チームとエドマン先生

最優秀発表賞(第2位)受賞チームとエドマン先生

今回の発表に向けて、対面・オンラインの両方で何度も会議を重ねました。改めて実感したことは、Face to Faceのコミュニケーションの重要性です。実際に顔を合わせることで、メンバーの発言から新たな発想や気づきを得る場面が数多くありました。また、チーム全体の認識を揃え、士気を高めていく上でも大きな意味があったと感じています。

今回のフォーラムでは、マーケティングやビジネスの現場でも活用されているフレームワークを用いて、実践的なワークに取り組みました。今後の就職活動はもちろん、将来社会で活躍するうえでも大いに役立つ貴重な学びとなりました。

(GMP学生4年 河合紗良 )