- 研究科について
- 研究科長挨拶
Message from the Dean
研究科長挨拶
会計研究科長 川村 義則
早稲田大学大学院会計研究科は、2005年4月に開設された会計分野の高度専門職業人を養成する専門職大学院です。2019年4月には、保険数理のスペシャリストを養成する「アクチュアリー専門コース」を新設いたしました。2025年に開設20周年の節目を迎え、現在では、2年制の「会計専門コース」および「アクチュアリー専門コース」に加え、実務経験者等を対象とした1年制の「高度専門コース」を擁する大学院へと発展を遂げております。
昨今、会計およびアクチュアリーを取り巻く社会経済環境は激変しています。人工知能(AI)の急速な発展は、プロフェッションの業務や役割を根本から変えつつあります。また、気候変動や地政学リスクの顕在化を日常生活でも実感する機会が増えるなか、情報開示(ディスクロージャー)やリスク分析を担う会計・アクチュアリーの専門家には、これらの課題に柔軟に対応し、持続可能な社会の発展に貢献することが強く期待されています。その一方で、いかに環境が変化しようとも、プロフェッションに求められる本質的な価値は変わりません。確かな職業倫理に裏付けられた規律と社会からの信頼こそが、私たちが堅持すべき不変の原点です。
当研究科はこれまで、時代の変化に即応し、社会の第一線で活躍する数多くの高度専門職業人を輩出してまいりました。公認会計士や税理士といった会計プロフェッショナルをはじめ、国内外の企業や官公庁・自治体で中核を担う組織内会計人、経営・財務コンサルタント、金融・保険分野で活躍するアクチュアリー、さらには大学をはじめとする研究・教育機関の研究者に至るまで、その活躍の場は極めて多岐にわたっています。
当研究科では、専任の教職員に加え、優れた学識と豊富な実務経験を有する客員・非常勤教員陣に支えられ、理論と実務を架橋する高度な教育を展開しています。ここで学ぶ学生の皆さんは、明確な目的意識と高い志をもって日々の研鑽に励んでいます。教職員一同、学生の皆さんが所期の目標を達成して大きく飛躍していく姿を見届けるとともに、次世代の希望に満ちた新たな仲間をお迎えできることを心より楽しみにしております。
早稲田大学大学院会計研究科に対しまして、皆様の温かいご理解とますますのご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。