Career Development

修了後の進路

修了後の進路

公認会計士試験制度&試験結果

公認会計士に対するニーズは、多方面に広がっています。

公認会計士試験結果(当研究科調べ)

在学生 修了生 論文式試験合格者合計
令和6年
(2024)
17名 11名 28名
令和5年
(2023)
17名 12名 29名
令和4年
(2022)
12名 8名 20名
令和3年
(2021)
8名 13名 21名
令和2年
(2020)
13名 10名 23名

会計士制度について

わが国における公認会計士制度の発足は、1948年の証券取引法(現在の金融商品取引法)および公認会計士法の制定にさかのぼります。これらの法律は、戦後の証券制度を民主化する目的で定められたものですが、公認会計士は、金融商品取引法の適用を受ける会社が作成する財務諸表の監査を行うことによって、会計情報の信頼性を担保し、もって公正な証券市場の発展を促す重要な役割を果たしてきました。 その後も、監査法人による組織的監査の導入、大会社への商法特例法(現在の会社法)監査制度の導入、学校法人等の非営利法人や地方公共団体に対する監査制度の導入など、公認会計士が監査を通じて活躍する領域はますます広がっています。 2003年には、約四半世紀ぶりに公認会計士法が改正され、公認会計士の使命と職責が明らかにされるとともに、独立性を強化するなどの措置が講じられました。公認会計士制度は、いま新しい時代を迎えつつあります。公認会計士試験も、新しい時代に適合したものへと見直しが行われました。2010年から短答式試験が年2回実施されるようになり、より受験しやすくなっています。

公認会計士への道

公認会計士への道

公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験から構成されます。短答式試験は、財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の 4科目ですが、所定の単位を修得した当研究科の修了者はこのうち、財務会計論、管理会計論、監査論の3科目が免除されます。

短答式試験科目

科目名 配点 科目の位置づけ
財務会計論 200点 満点 簿記、財務諸表論、企業等の外部の利害関係者の経済的意思決定に役立つ情報を提供することを目的とする会計の理論
管理会計論 100点 満点 原価計算、企業等の内部の経営者の意思決定及び業績管理に役立つ情報を提供することを目的とする会計の理論
監査論 100点 満点 金融商品取引法及び会社法に基づく監査制度及びその他の監査理論
企業法 100点 満点 会社法、商法(海商、手形及び小切手に関する部分を除く)、金融商品取引法(企業内容等の開示に関する部分に限る)、監査を受けるべきこととされる組合その他の組織に関する法

論文式試験科目

科目名 配点 科目の位置づけ
会計学 300点満点 財務会計論および管理会計論
監査論 100点満点 短答式試験科目に同じ
企業法 100点満点 短答式試験科目に同じ
租税法 100点満点 法人税法、所得税法、租税法総論及び消費税法、相続税法その他の租税法各論
経営学 4科目中1科目選択 100点満点 経営管理及び財務管理の基礎理論
経済学 ミクロ経済学、マクロ経済学その他の経済理論
民法 民法典第1編から第3編を主とし、第4編及び第5編並びに関連する特別法を含む
統計学 記述統計及び推測統計の理論並びに金融工学の基礎的理論

公認会計士試験の詳細について

アクチュアリー資格試験合格実績

わが国において「アクチュアリー」とは、日本アクチュアリー会の「正会員」を意味します。正会員になるためには、日本アクチュアリー会が毎年12月に実施している第1次試験(基礎科目)と第2次試験(専門科目)に合格し、プロフェッショナリズム研修を受講することが必要です。アクチュアリー資格第1次試験(基礎科目)に1科目以上合格すると日本アクチュアリー会の「研究会員」、5科目に合格すると「準会員」になることができます。

アクチュアリー資格の詳細については日本アクチュアリー会Webページでご確認ください。

アクチュアリー資格第1次試験(基礎科目)合格者(本研究科在学生のみ)(当研究科調べ)

1科目 2科目 3科目 4科目
2024年度 ※1 9名 9名 2名 o名
2023年度 12名 5名 3名 2名
2022年度 ※2 5名 7名 0名 1名
2021年度 7名 6名 4名 2名

※1:第2次試験(専門科目)に合格し、正会員になった学生が1名います
※2:第2次試験(専門科目)1科目合格者が1名います。

学外との連携&キャリア支援

会計研究科では、監査法人などの諸機関や企業、校友団体との広いネットワークを築いています。大学の知的財産と学外の資源を活用した新たな教育コンテンツ、教育スタイルは大きな特徴の一つであり、外部と連携した講座も多数設置しています。また、このような学外連携体制は、キャリア形成支援にもつながっており、会計研究科独自のイベントが多数開催されています。

監査法人・公認会計稲門会との連携

監査法人・税理士法人からは、提携講座の開講をはじめとして兼任(非常勤)教員の派遣、ワークショップ科目等を通じた即戦力教育とリカレント教育の融合などの面で、バックアップを得ています。さらに、大手監査法人には、会計大学院協会を通じたキャリア教育、随時ご案内頂いているオフィスツアー、公認会計士論文式試験後に実施しているジョブフェアなどで、ご協力頂いております。また、公認会計士稲門会をはじめとする各種校友組織との連携も深めています。公認会計士稲門会には、公認会計士業界において活躍されている高名な先輩諸氏が名を連ねており、各種イベントにもご参加頂くなど、当研究科の実務家養成教育に対し幅広くご理解を得ております。

主な就職先 (2020~2023年度修了者)

監査法人 有限責任 あずさ監査法人、EY新日本有限責任監査法人、有限責任監査法人トーマツ、PwCあらた有限責任監査法人、太陽有限責任監査法人 ほか
コンサルティング等 アクセンチュア、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー、 PwCコンサルティングほか
金融 三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災、明治安田生命、JA共済連、ジブラルタ生命、ソニー生命、ジブラルタ生命、マニュライフ生命、太陽生命 ほか
税理士法人 EY税理士法人、デロイトトーマツ税理士法人、PwC税理士法人 ほか
事業会社 三菱商事、エーザイ、ソニー、東芝、花王、ライオン、三菱電機、NTTデータ、KDDI、SAPジャパン ほか

年度別の詳細な進路データは、早稲田大学キャリアセンターのウェブサイトをご覧ください。

キャリア形成支援

学生自身が自己の資質や能力を活かして、主体的にキャリアを形成していけるよう「キャリア支援委員会」を設け、キャリアプランのきっかけづくりをサポートするとともに学外連携体制の強化も進めています。 具体的な取り組みとして、次のようなものが挙げられます。

thumb_jobfair ジョブフェア 監査法人や事業会社の人事担当者を招き、説明会および個別相談会を実施してします。

2025年8月25日に、会計研究科在学生・修了生で論文式試験受験者向けに4大監査法人ジョブフェアを開催しました。→開催レポートはコチラ

アクチュアリー分野では、年間を通して生保・損保・監査法人等の企業・団体による説明会(アクチュアリージョブフェア)を開催しています。

thumb_lecture_career キャリア講演会 監査や会計の第一線で活躍中の方々による講演会を実施しています。
IMG_0881 就職活動報告会 これから就職活動を始めようとする学生に向けて、修了生や先輩学生が自身の経験をもとに就職アドバイスを行います。2025年は6月9日に開催しました。→開催レポートはコチラ 

アクチュアリー関連については、2025年6月14日に実施しました。→開催レポートはコチラ

thumb_seminar_job_hunting 就職活動セミナー 学生の要望に応え、各種セミナーを実施しています。先輩学生主催の就活勉強会が行われることもあります。
thumb_audit_firm_internship インターンシップ等 教室で学んでいる内容がどのように実践されているのか、実際の監査・コンサルティングの現場を体感することができる貴重な機会です。

キャリアセンターについて

大学全体のキャリア支援を統括する「キャリアセンター」では、専門スタッフが進路相談や企業・求人情報の照会に応じています。同センターでは、キャリア形成、就職活動支援等に関連した各種プログラムを実施しています。 キャリアセンターホームページはこちら

キャリア支援パンフレット

当研究科の修了生は、監査法人はもとより、コンサルティング企業など多様な業界で活躍しています。以下のパンフレットでは会計士、コンサルタントの仕事の魅力やそれらに当研究科での学びがどのように生かされているかを紹介しています。 また、入試説明会ではこのように各業界で活躍する修了生による講演や個別相談を行っています。是非、お越しください。 ※画像をクリックするとPDFが開きます。


「公認会計士で良かった~9人の実務家教員の声~」
※本パンフレット記載内容は、2018年度時点です。最新の教員情報は、こちらでご確認ください。

 

 

 

 

 

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「実践コンサルティングの現場から~大手コンサルティング企業6社の提言~」
※本パンフレット記載内容は、2015年度時点です。現在の提携講座については、こちらでご確認ください。

修了生の声

修了生対談「進路選択~監査法人 or コンサルファーム~」

会計研究科の修了生の就職先として、多くの先輩が選ぶ「監査法人」と「コンサルティングファーム」。けれども、実際にどんな仕事をしていて、どのような違いがあるかはあまり知られていないのではないでしょうか?
今回は監査法人、コンサルファームそれぞれにお勤めの修了生に働き方について伺いました。

対談記事はコチラ (勤務先・仕事内容等は2016年時点)