10月21日(木)に挙行された「早稲田大学芸術功労者表彰式」において、俳優 吉永小百合氏を早稲田大学芸術功労者として表彰いたしました。
吉永氏は、表彰後の挨拶で「様々な立場の人と出会い、ともに励まし合い、長い年月を経た今でも交流するような友人と出会えたことや、働きながら一生懸命勉強したことは、今でも私の宝物になっています」と、自身の学生生活の思い出をお話しくださるとともに、学生に向けて「コロナ禍の中で、大変なおもいをしている方もいらっしゃると思いますが、ご自分たちのやりたいと思ったことをやり遂げていただきたい」と激励しました。
芸術功労者表彰 吉永 小百合 様 俳優
1959年『朝を呼ぶ口笛』で 映画に初出演、翌年には 『ガラスの中の少女』で初の主役を演じて注目を集め、1960年代の日活青春映画のスターとして絶大な人気を博した。以来、2021年『いのちの停車場)』に至るまで、120本余りの映画に出演し、現在も日本を代表する俳優として活躍を続けている。1962年の『キューポラのある街』でブルーリボン賞主演女優賞受賞をはじめ、4度にわたる日本アカデミー最優秀主演女優賞、そして自ら企画・主演した『ふしぎな岬の物語』がモントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリおよびエキュメニカル審査員賞の2冠に輝く。第15回坪内逍遙大賞。2006年紫綬褒章、文化功労者。