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卒業生のキャリアデザイン(2)

特集:Finding My Future

  • #校友

Wed 30 Jul 25

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Wed 30 Jul 25

研究で培った専門知を、ビジネスの領域に役立てたい

大学院は博士課程まで進み学術的視野を広げていった

ボストン コンサルティング グループ 黒田千愛さん
(2018年大学院先進理工学研究科博士後期課程修了)

外資系のコンサルティングファームであるボストンコンサルティング グループ(BCG)で、主に製造業の顧客企業への技術開発や中期経営計画の策定などの支援をしています。BCGは社会課題の解決にも積極的に取り組むグローバルファームで、幅広い産業・テーマに携わる中で、社会と技術の接点に価値を生み出せる点に魅力を感じています。

幼い頃からものづくりが好きで、科学の幅広い知識を身につけたいと先進理工学部に進学。得意な化学や生物に加えて、物理もより深く勉強したく、電気・情報生命工学科を選択しました。3年生からは電気や情報を生物領域に応用する研究室に所属し、外部機関である産業技術総合研究所と共同でバイオセンサーの開発に取り組み、さらに研究を深めようと大学院へ。修士課程の修了後は就職も考えましたが、学術的な視野を広げたいと博士課程に進みました。

研究と並行して就職活動をし、博士課程修了後はガラスメーカーに入社。大学で電気や情報、生命工学を学んだことから、化学領域にもアプローチしたいという思いがキャリア選択の軸でした。企業の研究者として働く中で、技術をビジネスに結びつけることの難しさを感じ、そのプロセスを手助けすることで、ビジネスにおいてさらに価値が出せる仕組みを作りたいと思ったのが、 BCGに転職したきっかけです。基礎的な専門知識があることで、顧客企業や市場への理解が深まっていると実感しています。

高校から今に至るまで、進路選択で意識してきたのは学びを広げることでした。好奇心の赴くままに知識を深めてきたことは、現在の仕事の糧になっています。また、理系出身ならではの、問いに仮説を立て検証し物事を考えていく力はキャリアを歩む中でも役立っています。

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