Rising Star
活躍するワセダ人
大学での学びを最大限に生かし、さまざまな場所で活躍する在校生や校友を紹介。
今回は大手企業で採用担当を務める作田豊さんにお話を伺いました。
輝く個性との出会いが採用の楽しさ
株式会社NTTデータ
人事統括部 採用担当
作田豊さん
理工学部を卒業後、2007年に株式会社NTTデータに入社。約10年間公共部門にて自治体システム構築や番号制度対応などのプロジェクトに従事した後、2016年に人事統括部の採用担当に異動。新卒採用の運営・企画責任者を務める。
学生時代に経営システム工学を専攻していたことから、「未来のしくみをITでつくる」という企業理念に共感し、NTTデータに入社しました。入社してから10年間、開発担当として多くのプロジェクトに関わりましたが、事業を支える人材そのものに関する仕事にも興味があり、2年前から採用担当を務めています。
採用活動を通してたくさんの優秀な学生に会う中で、採用において一番大切なのは、魅力的な人材が真価を発揮できる場所を見つける手助けをすることだと実感。そのためにできることは積極的に挑戦しようと決め、例えば個人の興味関心に応じてターゲティングしたウェブコンテンツの配信や、一対一の配属面談など多様な人材に対して最適なアプローチ方法を日々模索中です。
採用担当者として特に感じるのが、「違うこと」の魅力。社内では女性が働きやすい環境整備や、外国籍社員の登用などのダイバーシティ経営に力を入れていますが、私は新卒採用においても多様性が非常に重要だと考えています。“ダイバーシティ”というと少し堅く聞こえますが、要するに同じ考えの人で集まるより、さまざまな考えを持つ人で集まった方が良い意見が生まれるということです。企業でも、今後ますますダイバーシティの考えが求められるでしょう。10年後の未来を動かすであろう学生の方にはぜひ、皆さんそれぞれが持っている個性を発揮してほしいです。
私にとっても、学生の皆さんならではの考え方を直接聞けることが大きな学びになっています。今後も「こんな会社で働きたい」と思ってもらえる私らしい試みに、たくさん挑戦していきたいですね。
気になる人物像 ★ 作田さんへインタビュー
学生時代の思い出は?
作田さん
高田馬場での飲み会の思い出が強いですね(笑)。地元でサークルを作り、ウェブを使って勧誘するなど、今思えばIT企業の採用らしいことをやっていたように思います。大学2年生以降は、寝る間も惜しんで研究に没頭していました。
休みの日は何をしていますか?
作田さん
料理が好きで、最近よく作るのは四川料理!辛い調味料を集めていろいろ試しています。火鍋が欲しいのですが、自宅のコンロだとうまく扱えないだろうな……というのが最近の悩みですね。