Policy早稲田を支えるポリシー

環境報告書早稲田大学の教育・研究活動およびその成果のすべては、より良き世界の構築へ貢献することを最大の目標とします。貢献とは単に世界の要請に応えることだけではなく、社会を構成する人と自然を愛し、人類社会の解くべき課題と行くべき先を指し示し、新たな世界を切り拓いていくことです。

3つのポリシー

教育・研究等を支える方針

学生支援ポリシー

  1. 学生が自発的な活力を最大限に発揮できるようなキャンパス環境を整えるとともに、学生に大学の教育・研究を支援する仕事に就く機会を与え、経済的支援と社会的トレーニングの双方を提供し、学生が能動的に成長し、社会に巣立って行く環境を整える。
  2. 学習、文化・スポーツの課外活動、ボランティア活動などを支援するとともに、「早稲田大学ダイバーシティ推進宣言」に基づき、性別、障がい、性的指向・性自認、国籍、エスニシティ、信条、年齢などにかかわらず、学生一人ひとりの尊厳と多様な価値観や生き方を尊重し、各自の個性と能力を十分に発揮できる環境を整備する。
  3. 学生の課外活動を社会へ広く周知していく。 

リサーチ・ポリシー

最先端の研究を推進し、先進的な「国際研究大学」としての地位を確立することをめざす。基礎研究に重点を置きながら応用研究へと対象を拡大し、総合性・文理融合、学理と実践・現実の相互作用を促し、独創的な新学術分野の創出に挑戦する。その基底には、常に地球社会全体に貢献する気概を持って研究に向かう姿勢が貫かれていることを心がける。

教育研究等環境整備ポリシー

施設・設備
  1. 学生・教職員が心身ともに健康で快適かつ創造的な生活を行える環境を整備する。
  2. デジタルとフィジカルな環境を横断し相互補完することにより、多様な主体が協働し新たな価値を創出する世界レベルの教育研究環境を整備する。
  3. 脱炭素、省エネ・創エネにより環境問題解決に率先して貢献するキャンパスを目指す。
情報環境・情報倫理
  1. 情報化推進のための中期計画として「情報化重点施策」を策定する。情報化重点施策では、教育・研究分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目標に掲げ、具体的には、ICTツールの導入やオンラインプラットフォームの強化、学内情報インフラの整備を行い、学びや研究の環境を充実させるとともに、大学運営業務の効率化を進め、業務のデジタル化や自動化を推進する。
  2. 「情報セキュリティポリシー」に基づき、情報倫理の確立を目指し、教職員および学生に対して、情報倫理と情報セキュリティに対する意識向上を目的とした教育・研修を実施する。また各種規程やガイドラインを整備し、利用者が情報資産を安全かつ責任を持って利用できるよう支援することにより、情報倫理に基づいた大学運営を推進する。
図書館・学術情報サービス
  1. 国内外の学術情報資源を収集管理し、本学の学生および教職員の利用に供する。
  2. 本学の学術活動成果の公開と発信を支援する。
  3. 国内外の研究図書館と連携し、世界の学術情報発展に寄与する。
研究環境
  1. 研究力強化戦略に沿って資源を配分し、新たな社会価値を創出する研究を支える仕組みを整備する。
  2. 「研究組織の整備」、「研究費の適切な支給」、「外部研究資金獲得のための支援」、「研究室の整備、研究時間の確保、研究専念時間の保障等」等の研究環境を整備する。
  3. 研究者のキャリアステージに応じて最適な支援を実施するため、戦略的な制度設計のもと、効果的な育成・支援プログラムを運営する。
研究倫理・不正防止
  1. 学術研究の信頼性と公正性および自由な研究活動の遂行を確保すべく、本学の研究活動に携わるすべての者に係る倫理的な態度と行動規範として「早稲田大学学術研究倫理憲章」を遵守する。
  2. 「早稲田大学学術研究倫理憲章」に基づき、研究倫理に係わる教育・研修、研究環境の改善・整備および安全管理等を適切に実施し、研究不正防止の環境づくりに努める。

社会連携・社会貢献ポリシー

  1. 研究・教育の成果を技術革新、産業振興、地域振興、人材育成、国際協力、文化交流など幅広い形で社会に還元することを目的に、多くの自治体や企業等との共同研究・受託研究・寄附講座設置等を推進する。
  2. 創設者である大隈重信が述べた「一身一家一国の為のみならず、進んで世界に貢献する抱負が無ければならぬ」の理念のもと、研究成果による社会への貢献、また人間的力量を育む教育プログラムを幅広く展開し、世界人類のために行動する人材の育成・輩出を通して社会に貢献する。

大学運営ポリシー

  1. 本学の教育と研究が広く地球社会に貢献する人材を生み出すために、本学でなければ出来ない、または本学が行うことが相応しい教育・研究活動と学生の活動を促進していく環境を構築する。
  2. 学部・大学院など様々な教育・研究組織の緊密な連携を通して本学を運営するとともに、教員・職員・学生・校友や地域住民が、「早稲田大学ダイバーシティ推進宣言」に基づき、性別、障がい、性的指向・性自認、国籍、エスニシティ、信条、年齢などにかかわらず、一人ひとりの尊厳と多様な価値観や生き方を尊重し、大学のビジョン実現のために協働し、社会的責任やコンプライアンスを果たしながら、自律的変革を可能とするサイクルを確立し、間断なく教育・研究活動を支える。

その他ポリシー

ファカルティ・ディベロップメント(FD)・ポリシー

本学の全教員が、学生に対する教育者としての責任と社会に対する研究者としての責任を強く自覚し、その価値観を共有するように促す。その結果、教員がカリキュラム・ポリシーとリサーチ・ポリシーを体現し、実践する覚悟を持つ。そのために、個々の教員の特性に応じた教育・研究力の向上と評価方法を確立する。

教員採用ポリシー

三大教旨に共感するとともに、独創性、高い教養と学識を持つ教育者および研究者の両面を備えた教員を国内外から採用する。特に、海外からの優秀な教員を獲得・招聘するとともに、国内外から優秀な女性教員の獲得を促進する。そのために、全教職員が時間とエネルギーを惜しまずにかけることを慣習化する。

職員採用ポリシー

三大教旨に共感するとともに、多様性を認め、異文化を理解し、進取の精神を持って教育・研究活動を支える熱意と経営マインドを持った職員を国内外から採用する。必然的に国籍、教育を受けた国・地域、性別、年齢を問わず優れた能力を有する人材を採用する。

スタッフ・ディベロップメント(SD)・ポリシー

学生のニーズは多様化し高度化している。そのニーズに迅速かつ的確に対応出来るように、職員一人ひとりの教育・研究支援力、経営力、新たな価値を生み出す創造力を向上させるシステムを開発する。また、それらの能力の評価方法を確立する。

情報公開・発信ポリシー

本学の教育と研究、文化資産、経営等に関する情報の積極的な公開を進めることで、社会に対する説明責任を果たすとともに、本学の教育・研究並びに社会貢献に取り組む姿勢と内容を広く社会と共有する。これらの情報の公開と発信を通して、社会に開かれ、世界に評価される大学を目指す。

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