海外稲門会の躍動
現在、約70の海外稲門会が世界各地で活動しています。
※早稲田大学の卒業生の団体を「稲門会(とうもんかい)」と呼んでいます。 ⇒稲門会について
海外に滞在する際は、現地の稲門会を検索して参加してみてはいかがですか?
【検索方法】次のURLから地域ごとに調べることができます。各団体では新しい会員の加入も歓迎しています。
http://www.wasedaalumni.jp/fun/tomonkai_list.html
海外稲門会の一部を紹介します。
アジア カンボジア稲門会
カンボジア稲門会について
- カンボジア稲門会は2016年10月に発足し、現在の会員数は約60人。そのうち15人ほどは早稲田大学で学んだカンボジア人留学生です。20代~40代の若い世代がほとんどですが、中にはカンボジアの内戦(ポル・ポト政権時代)以前の1960年代に、カンボジアで旅行業を起こされた大先輩もいらっしゃいます。会の活動は、プノンペンでの懇親会や早慶イベントを年に5回ほど、シェムリアップなど地方都市での見学会と懇親会を年1回行っています。「進取の精神」で日カン両国の絆が生まれるような会を目指しています。(『早稲田学報』2019年6月号より抜粋)
ヨーロッパ モスクワ稲門会
モスクワ稲門会について
- モスクワ稲門会は2007年の設立でまだ新しく、会員数37人のこぢんまりとした会です。会員は1970年代の卒業生から現役学生まで幅広い年代のさまざまな方で構成されています。行事は夏のバーベキュー、冬のボウリング、春秋の例会などで、参加者が少なく寂しくなりそうな行事はモスクワ三田会との合同開催も。ひとたび行事となると皆さん生き生きと動いて、イベントを楽しそうに盛り立てておられ、それぞれが過ごされた稲門時代がしのばれます。ロシアに来られる方は、滞在期間の長短や滞在地域にかかわらず、ぜひご入会ください。仲間が見つかり、生活・お仕事に有用な情報も手に入ること請け合いです。ロシアの極寒の冬も楽しく一緒に乗り切りましょう。(『早稲田学報』2018年12月号より抜粋)
中南米 ブラジル稲門会
ブラジル稲門会について
- Oi! Tudo Bem?(やあ、お元気ですか?)こんな感じで気軽にあいさつする、ラテンアメリカ最大の国・ブラジルにあるブラジル稲門会です! 当会は、戦後の移住が始まった1950年代から徐々に校友が参集し、三田会との野球試合などをしていましたが、77年に故若林輝男氏を会長として総数122人で正式に発足しました。東西南北約4,300キロメートル、日本の22.5倍という広大な国土で、現在144人が参加しています。会員は70年代まで行われていたブラジル移民、企業の駐在員、移住者、ボランティア、留学生などで、年齢も90歳近くの大先輩から20代の学生までと千差万別です。当会の主な活動は年1回の総会と毎年開催される野球、テニス、ゴルフそれぞれの早慶対抗戦、そして早大関係者の来伯時の歓迎会や日々の懇親会などです。当地の三田会とは日々懇意にしており、良きライバル、良き友人という間柄で相互に切磋琢磨しながら交流の輪を広げています。ブラジル在住で未入会の方、ブラジルへお越しの方はぜひとも当会へ一声お掛けください。(『早稲田学報』2019年2月号より抜粋)
アフリカ ケニア稲門会
ケニア稲門会について
- 2001年に「ナイロビ稲門会」が発足し、ケニアを訪問された森首相(当時)をお迎えしました。その後、ケニア在住の校友で稲門会登録の機運が高まり、16年から「ケニア稲門会」登録準備を開始。17年に、サハラ砂漠以南アフリカ唯一の登録稲門会として発足し、名誉会長には前身のナイロビ稲門会会長の小林俊一が、会長には四倉左知夫が就任しました。会員は、ケニア在住の後、他のアフリカ諸国に移る者もおり、現在ルワンダやガーナなどにネットワークを持っています。また18年からはケニア三田会とも連携し「早慶会」を開催しています。(『早稲田学報』2018年10月号より抜粋)