「やり遂げた自信は今も私を支えてくれる」【卒業生インタビュー】西山 洋子さん(基幹理工学研究科修了)

こうはいナビの活動と理系学部の学びを両立
やり遂げた自信は今も糧に

西山祥子3

実験や課題で多忙な理系学部でも、学業一本ではなく、課外活動も楽しみたいと入学時から考えていました。最初はスポーツのサークルに入りましたが、もっと打ち込めるものを見つけたいと思うように。ちょうどそのタイミングで、こうはいナビの学生スタッフの募集があり、1年の後期から参加しました。新入生に向けたブログでの情報発信など、いろいろな活動に携わったなかでも、特に印象深いのはオープンキャンパスに合わせたトークイベントの企画・運営です。各分野でユニークな活動をしている早大生5名をゲストに呼び、壇上で語り合ってもらう内容で、私は人選や出演依頼、事前の取材、台本作りなどを仲間と分担して進めました。取材を通して知らなかった世界に触れ、私自身も大きな刺激を受けました。イベントを見た高校生がのちに早稲田に入り、こうはいナビの活動に加わってくれたことも、心に残るうれしい思い出です。

学部と修士課程を通して、研究室では電子線を用いた物質の強度測定など、目に見えない対象を主に扱ってきました。次第に、ものに触れたいという気持ちが膨らみ、加えて、生活や産業の基盤を支える仕事に携わりたいという思いもあり、「材料」「インフラ」を就職活動の軸に。ブリヂストンを選んだのは、タイヤ製造を通して人々の安全な移動に貢献できることに魅力を感じたからです。結果的に、専攻とは異なる分野の仕事に就きましたが、やりたいことの方向性を自分で定め、主体的に選択できたことに満足しています。研究室でこつこつと実験に励んだ日々や、こうはいナビで仲間と協力してイベントを作り上げた経験は、「やり遂げた自信」となって今も私を支えてくれています。

同じ関心や目的を共有する仲間同士
必ず分かり合える

P21-西山 洋子_学生時代

こうはいナビのオープンキャンパス準備班では、メンバーのほぼ全員を3年生が占めるなかで、副リーダーの私と、リーダーは当時2年生。先輩に仕事を割り振ることに最初はためらいを感じましたが、思い切って頼むとみな快く力を貸してくれました。同じ目的や興味関心を共有している仲間同士、心を開いて向き合えば、必ず距離は縮められると学びました。

異なる世代の人とも積極的に交流し
人間関係を構築

学生時代にさまざまな立場の人と話す経験を積んだことは今も活きています。地方にある自社工場に長期出張して現場研修を受けた際は、女性社員は私1人だけでしたが、周りの人に自分から積極的に話しかけました。世代の違う人たちとも打ち解け、休日に一緒に釣りを楽しむまでに。高校までの人見知りだった自分からは考えられない変化です。


西山 洋子
株式会社ブリヂストン
2014年 基幹理工学部卒業
2016年 基幹理工学研究科修了

Pick Up こうはいナビ

学生が主体となって新入生を応援するプロジェクトで、新入生の悩みや不安を解消できるように、学生生活をさまざまな面からサポートします。例えば、科目登録相談会では学生アドバイザーとして参加し、科目登録のポイントをアドバイス。新学期の授業開始時期には、キャンパス内に立って教室案内を行います。また、「なびLog」では学生生活で知っておきたい情報をブログ形式で発信。イベント情報からおすすめのランチスポットまで、日々の生活に役立つ情報が満載です。

※掲載情報は2016年度内の取材当時のもの。

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