Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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【開催報告】12月15日 理工総研が募集する次席研究員 2021年度第2回成果報告会

2021年12月15日(水)、本学理工キャンパスにて「2021年度第2回 理工総研が募集する次席研究員報告会」が開催されました。
理工総研は次世代を担う研究者の育成・支援を目的に次席研究員を募集しており、理工総研が募集する次席研究員は理工総研のプロジェクトに関連した最先端の研究を推進しています。この総研募集次席研究員の研究報告会は年2回開催されていますが、今回は、10月嘱任1名と2022年3月末に任期満了予定となる4名を含めた、9名が報告を行いました。今回も会場での報告や質疑応答をオンライン視聴するハイブリッド方式の開催になりました。

高口副所長による開会の辞では、本学における理工系研究力強化の中で注目されている次席研究員制度およびこの報告会の意義について、将来の共同研究への発展への期待をこめたお話をいただきました。新規嘱任の研究員は嘱任以前の研究実績と今後の研究計画を発表し、また昨年10月嘱任の研究員らは、感染症対策に翻弄された1年間で他大学との共同研究である大規模な実証実験を行ったり、オンラインでの実験手法の開拓とその検証など、研究を取り巻く環境の変化に対峙した成果を報告しました。加えて、最終報告となる4名の研究員は、3年間の実績とオリジナルかつ新規性に富んだ研究成果を報告し、会場内では研究員および執行部との熱心な質疑応答が行われました。

最後に木野所長による総評があり、次席研究員の活動は学内では相応のインパクトがあり、理工総研の運営に貢献していることを改めて示すとともに、日本の科学研究予算の現状や文科省が提示する研究課題と若手研究者の研究視点についてもお話が広がり、これをもって閉会となりました。

今回の報告会も新型コロナ対策のため会場参加者は理工総研執行部および総研募集研究員に限定し、全員にマスク着用および入退室時の消毒液使用、そして発表者用の消毒液も設置しての開催となりました。オンラインにて視聴いただいた参加者の方には厚くお礼申し上げます。

発表者および題目

西村好史「大規模量子分子動力学計算技術の社会実装に関する研究」報告動画はこちら
石井辰典「擬人化に関わる顕在的判断と潜在的反応の検出」(オンライン報告)【報告動画はこちら】
加藤健太「典型元素を含む非平面多環芳香族炭化水素の構造と物性」

 

金ジョンミン「ゼロ・エネルギーハウスの快適性・健康性・レジリエンスに関する研究」報告動画はこちら
方愷「日本と中国の庭園の空間構成に関する比較研究」

 

大谷拓也「感覚提示装置を用いた人型ロボット安定操作」
報告動画はこちら
坪子侑佑「細血管系への治療機器留置により生じる三次元ひずみ分布の定量計測法の開発」
増田亮「酵母3重らせんペプチドライブラリから取得したペプチドの生物活性の調査」
ユリアントムハマド「異なる気候条件での最適なヒートポンプ給湯器の運転における最適な成層タンクの影響」報告動画はこちら

 

開催概要

日時:2021年12月15日(水)
報告会:13:00~17:30
会場:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2階03会議室
主催:早稲田大学理工学術院総合研究所

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