Faculty of Science and Engineering早稲田大学 理工学術院

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台湾の小学生が西早稲田キャンパスの実験室を訪問 ~科学で世界とWASEDAをつなぐ~

台北市私立薇閣(ウェグゥ)国民小学校と早稲田実業学校初等部の交流事業の一環で、7月5日(木)に薇閣国民小学校の児童21名と教員2名が、西早稲田キャンパスを訪問しました。キャンパス内の3つの実験室を回り、大学生が実際に授業で行っている実験の一部を体験しました。

早稲田理工の実践的な実験教育に触れ、科学の面白さを体験する

めずらしい色の炎を観察して、楽しそうに笑顔を見せる小学生たち

「花火の色の不思議~色の秘密を探ろう~」と題して、金属の炎色反応に関する実験を化学分析実験室で行いました。実験室には試料中の物質の種類や量を測定する機器が数多くあり、今回は原子吸光光度計という金属が燃焼する際に発する光を調べることで、溶けている物質の種類や濃度を測定するものを使用しました。溶けている金属の種類によって、赤や青の炎だけでなく、オレンジや緑、ピンク色の炎などさまざまな色の炎を見ることができました。見学した小学生のみなさんは珍しい色の炎を見て、目を輝かせていました。

炎色反応の仕組みの説明を真剣に見つめる小学生たち

また、「色」に関連するテーマとして、偏光板の原理を利用した分光器を使って、蛍光灯など身の回りの光が様々な色に分かれることを確かめました。

分光器を使って、蛍光灯の光が様々な色に分かれることを観察

続いて工作実験室では、人間の腕と手のような動きをする「垂直多関節型ロボット」や「水平多関節型ロボット」を始めとした様々なロボットを見学しました。また、溶かした樹脂を積み重ねて立体を作る3Dプリンタを使って、リアルタイムで立体モデルを造形する様子も見学しました。

プログラミングによって垂直多関節型ロボットに自動でボールを運ばせる様子を観察

3Dプリンタで樹脂を積み重ねて立体モデルを造形する様子を観察

台湾実験教室で学習した「地震に強い建物構造」の理解を更に深める

兵庫県南部地震の揺れを再現し、家のモデルを揺らす実験

台湾や日本でも多く発生する「地震」をテーマに、過去に発生した地震の揺れを再現できる「高精度三次元振動システム」を使用して、本物の地震の揺れを体験する実験を材料実験室にて行いました。
早稲田大学では3月に台湾の小学生を対象に「おもしろ科学実験教室 in 台北」を開催し、小さな地震を起こす加振器(ゆらゆらテーブル)で簡易的な建物モデルを揺らし、試行錯誤の繰り返しの中で地震に強い建物構造を探る実験を行いました。今回訪問した小学生の多くもこの実験教室に参加しており、3月の実験教室で学んだことの発展として、1995年1月の「兵庫県南部地震」を再現して二階建ての家のモデルを揺らし、筋交い構造が建物の強度に与える効果を体験しました。

【参考】台湾での実験教室(3月)で使った簡易的な加振器

※ 台湾での実験教室の詳細は、こちらの記事をご覧ください。

 

科学をきっかけに、WASEDAから世界へ

キャンパス見学の最後に、1980年に生まれた鍵盤楽器演奏ロボット(WABOT-2)を見学すると共に、集合写真を撮影しました。
今回のキャンパスツアーを通じて、小学生たちは普段中々見ることのできない理工系の大学という環境に、驚きと刺激を受けたような表情を浮かべながら見学をしていました。
また、引率いただいた薇閣小学校の先生からは、
「実験室の体験ツアーでは、子ども達が目を見開いて見学していました」
「心から早稲田大学へ留学することをお勧めします」
といったコメントをいただきました。
早稲田大学では、これまで薇閣小学校の卒業生が継続的に入学しています。これらの先輩に続き、今回訪問した小学生たちがこのキャンパス訪問をきっかけに早稲田大学を志望し、再びこのキャンパスで会えることを楽しみにしています。

鍵盤楽器演奏ロボット(WABOT-2)を前にして

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