Faculty of Science and Engineering早稲田大学 理工学術院

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理工学術院について

Cutting edge research program

先端研究プログラム

産官学連携の研究共同体による先進的研究プロジェクトを推進

東京女子医科大学との連携東京女子医科大学と連携し、医・理・工融合の新領域を開拓

私立大学学術研究高度化推進事業(ハイテク)による、東京女子医科大学との連携施設(TWIns)の環境整備

早稲田大学先端生命医科学センター長:梅津光生

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東京女子医科大学・早稲田大学連携
先端生命医科学研究教育施設(TWIns)

早稲田大学では、創立125周年を契機に理工学の立場から生命科学と医工学の領域に大きく踏込む決意をしました。実は、早稲田大学と東京女子医科大学とは今から40年前に人工心臓の開発のテーマで共同研究を開始し、それ以降、個人対個人のレベルではあったが着々と医工連携の経験を蓄積してきました。そして、2001年、学際型専攻である生命理工学専攻を開設し、さらに、2004年に文部科学省科学技術振興調整費「戦略的拠点育成プログラム(通称:スーパーCOEプログラム)」を私立大学として初めて獲得したことをきっかけに、医・理・工融合研究を通じて高度な人材育成を進め、融合研究のあり方を大学自身が学び、新学科の設立、拡充など、医学部を持たない早稲田大学におけるライフサイエンス分野への取り組みが次々と見える形で作られてきました。それをさらに加速するきっかけは、女子医大隣接地2000坪の国有地の払い下げを両大学が共同購入し、そこに連携施設を建設したことです。その新しい建物は2008年3月にオープンし、両校の頭文字”TとW”、また施設の”Institution”の”Ins”を組み合わせて”TWIns(ツインズ)”という愛称がつけられています。このセンターを効果的に機能させる環境を整備するために、私立大学研究教育高度化推進事業、ハイテクリサーチに応募し、文部科学省から大きなサポートを現在受けています。そこには、2つの研究プロジェクト「(1)システム生命科学による医・理・工学の先端研究」、「(2)病態解明・診断・治療に向けた医・理・工学の融合研究」を理工学術院の教員を中心とした50名が推進しています(以下に「研究プロジェクト1・2」)。早稲田大学における、生命に関わる基礎研究から先端医療や新産業の創成に繋がる実用化研究にいたる一貫した融合研究を東京女子医科大学とともに展開しているところです。 開設して1年が経ちますが、早稲田大学からは200名以上の大学院生を含む約400名が入居し、女子医大からは130名と総勢500名以上がこのTWInsに居住して、動物実験施設を始め、ハイテクで購入した先端的な分析機器、実験機器が有効に使用されています。ひとつの建物を異なった2つの法人で運営するという形態はきわめて珍しく、新しい経験を積んでいるところでありますが、この医・理・工の壁を低くした環境で教育を受け、独創的な研究を行った者が世界で活躍してくれることを期待しています。

研究プロジェクト1

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水棲動物実験室

先端医・理工学を実践するためには生命体をシステムとして捉える必要があります。生命科学の要素還元的アプローチの一環としてゲノミックスという言葉で代表されるようにゲノム・遺伝、蛋白質、代謝機構を個別の視点で、あるいは網羅的に調べる研究手法が取られてきました。しかしながら、これらの要素がどのような成り立ちでシステム化され、生命として働いているかを理解しないことには、その成果を応用した先端医療の実践はおぼつきません。このような背景をもとに、種々の生命現象を有機的に繋げたシステムとして捉え、医療に役立つ基礎・応用研究を行うことを目的として、本研究プロジェクトは遂行されます。

研究プロジェクト2

本グループでは、以下の4班に分かれて研究を展開しています。

  1. 神経再生班:神経再生に向けた分子生物学とナノ工学の融合研究
  2. 人工臓器班:循環系の制御機構の解明と人工臓器の開発・評価に向けた分子生物学と医工学の融合研究
  3. 診断治療班:癌・難治性疾患を対象とした遺伝子診断と分子標的治療に向けた融合研究
  4. ロボティクス班:メディカル・ロボティクスによる医療支援を目指した臨床研究

各班について具体的な研究課題と目標を掲げ、医・理・工学出身者が頻繁に協議を重ねながら研究を遂行していきます。本研究は、例えば、分子生物学的手法によって難治性疾患に関わる遺伝子を解明し、遺伝子診断、そして分子標的治療までを包括するため、個々の役割を分子レベルから細胞、組織、臓器、生体、そして医療システムへと進める縦糸と、研究課題間の連携と融合のための横糸とが、縦横に織り込まれた研究展開を特徴としています。

研究拠点育成プログラム文部科学省の「卓越した研究拠点(Center of Excellence)」育成プログラム

グローバルCOEプログラム

文部科学省は、大学院の教育研究機能を一層充実・強化し、世界最高水準の研究基盤の下で世界をリードする創造的な人材育成を図るため、国際的に卓越した教育研究拠点の形成を支援し、国際競争力のある大学づくりを推進しています。

グローバルロボットアカデミア

Global Robot Academia
◆拠点リーダー:藤江正克(創造理工学研究科 総合機械工学専攻)

今後私達が世界に先駆けてRT(Robot Technology)を「真の知的社会基盤」へ成長させるには、世界中の先進的な研究者を引き付ける教育研究拠点を形成し、国際的な視野を持ってRTに取り組む若手研究者群を育成することが急務となっています。本学では、世界最高水準の人とRTの共生を目的とした教育研究拠点「グローバルロボットアカデミア」研究所を設立し、これからの社会を支えるRTの原理と体系を明示的に抽出した『体系的ロボット学:M-Robotics(Methodical Robotics)』の構築と教育を行っています。また、これまで交流を続けてきた韓国CIR(Center for Intelligent Robotics)およびイタリアSSSA(聖アンナ大学院大学)と戦略的な連携を行い、国際的な研究環境と教育プログラムを整備しています。「高い学問知の構築力」と「実践的アイデアの創造力」を併せ持った「突破力」のある若手研究者を多数育成することで、世界に貢献していくことを目指しています。

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アンビエントSoC教育研究の国際拠点

International Research and Education Center for Ambient SoC
◆拠点リーダー:後藤 敏(情報生産システム研究科システムLSI分野)

早稲田大学の電気・通信・電子・情報分野は、100年の歴史をもち、約2万名の学部学生と約500名の博士授与者を輩出し社会で活躍させてきました。また研究面においても多くの世界的な業績を挙げてきました。本拠点はこれらの実績をもとにナノテクノロジー(NT)を駆使した新材料と革新的デバイス、高度な新情報サービスを創出する情報通信基盤ソフトウェア(IT)、および、誰もが安全に、快適で、使い易い情報環境を提供するアンビエント技術(AT)、これらの技術を統合化しチップ上に実現するSoC(Sensor, Software and Service on Chip)技術に注力し、世界最高水準の教育研究拠点になることを目指しています。この実現のために、博士教育課程を改革し、海外大学、企業と密な連携を図り、若手研究者の育成に務めます。

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「実践的化学知」教育研究拠点

Global COE for Practical Chemical Wisdom
◆拠点リーダー:黒田一幸(先進理工学研究科 応用化学専攻)

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21世紀COEプログラムで高い評価を得たナノ化学を起点に、材料やデバイス開発などにつながるメソスケール複合化学の実践を本拠点は目指しています。ナノ化学と生活あるいは材料をつなぐには、中間スケールの化学を展開することが必要で、若手研究者の参画のもと、化学の隣接分野を取り込みながらメソスケール化学の学問領域を開拓します。世界最高水準の研究基盤の下、欧米亜の有力大学・研究機関との幅広い多面的な国際連携を通じて、社会に貢献する化学・材料科学分野の世界拠点の1つとしてさらに発展することを、本拠点は目標としています。先進理工学研究科化学・生命化学専攻、応用化学専攻、生命医科学専攻、ナノ理工学専攻などの教員が参画し、グローバルな視野での人材交流と共同開発を効率的に行い、博士課程大学院生や若手研究者への支援、産学・海外連携による実践研究の訓練など種々のプログラムを用意し、本拠点に集う大学院生を世界に通用する人材として育成することを目指しています。

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