School of Law早稲田大学 法学部

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受験生の方へ

Study Abroad

留学・国際交流

法学部では、法律専門科目を学ぶための土台として「外国語科目」が多数設置されており、外国語科目と一般教養科目・法律専門科目を関連付けて体系的・段階的に学ぶことができます。法学の専門知識と、世界中で活躍できる外国語という2つの武器を手に入れることを目指して、中・長期留学に挑戦する学生も。また、留学だけではなく、ゼミなどでの海外学習や国際交流も盛んです。

法学部からの留学

早稲田大学では様々な目的に合った留学プログラムが提供されています。是非、ご自身に合ったプログラムを探してみてください。法学部で、留学先の修得単位を卒業に必要な単位として認定することも可能です。もちろん、計画的に準備を進めれば、4年間で卒業できます。

多様なプログラム(留学センターウェブサイトより)

表中の「1S」は「1セメスター(1学期)」のこと

あなたのニーズは? プログラム名
語学力初級でも可能な交換留学! EX-Lプログラム
早稲田大学の学費で留学できる、現地学生と共に通常科目を学ぶ! EX-R/EX-R(1S) プログラム
1学期間もしくは1年間、集中して語学力を向上させたい! CS-L/CS-L(1S)プログラム
現地学生と同じ科目を履修し、専門性を身に着けたい! CS-R/CS-R(1S)プログラム
早稲田と海外大学、2つの学位取得を目指す! DDプログラム
春夏の長期休みで語学力をUPさせたい! 短期留学プログラム

 

法学部生の留学先・参加プログラム実績(2017年度以降)

法学部からもたくさんの先輩が留学を経験しています。留学先を一例として紹介します。法学部の先輩が行った地域・プログラムを目指すのも、ここ数年では法学部の先輩が行っていない地域・プログラムを目指すのも、どちらも貴重な機会になることでしょう。

オセアニア
オーストラリア CS-L
ニュージーランド CS-L, CS-L(1S), EX-R
中国 CS-L, CS-L(1S), EX-R, EX-R(1S), DD
韓国 EX-R(1S)
北米
アメリカ CS-L, CS-L(1S), CS-R, EX-R, EX-R(1S)
カナダ EX-R
ヨーロッパ
アイルランド CS-L(1S)
イギリス CS-R(1S), EX-L, EX-R
イタリア EX-R(1S)
オランダ EX-R
スイス EX-L(1S), EX-R
スウェーデン CS-R, EX-R(1S)
スペイン EX-R(1S)
チェコ EX-R(1S)
デンマーク EX-R(1S)
ドイツ CS-L(1S), EX-R, EX-R(1S)
ノルウェー EX-R(1S)
フランス CS-L(1S), EX-R, EX-R(1S)

入学後に実際に留学を計画する際は、必ず最新情報を確認の上、法学部事務所担当へ余裕をもってご相談ください。より具体的に知りたい方は、法学部在学生向けの留学ページもご覧ください。

学生体験談

【インタビュー記事】

ハワイ大学スタディプログラム

以下、2024年度時点の情報です。今後変更の可能性があります。

短くても侮ることなかれ、ギュッと濃い2週間!

ハワイ大学社会科学部およびロースクールで学ぶ、法学部生を対象としたスタディプログラムです。
出発前の事前授業を経て、現地で約2週間のプログラムに参加します。社会科学部およびロースクールの先生方による講義の受講のほか、裁判所、刑務所、弁護士事務所、州政府などの訪問も数多く用意されており、語学力を伸ばすだけではなく、英語を使って法学を学べる大変貴重な機会です。課題レポートの提出等を経て、法律選択科目として2単位が認定されます。

ある年の実施日程
2月23日 成田発、ホノルルへ
2月24日

3月7日

ハワイ大学スタディプログラム参加(フリーデイ有)

<プログラム内容>
・各テーマ講義
A.I. Governance and Social Justice, Negotiations & Dispute Resolution, Constitutional Law, Criminal Law, Comparing U.S. & Japanese Law, American Business Law, Environmental Law, Human Rights in Asia, Hawaiian History, Introduction to the People of Hawaii, Environmental Economics, Island Sustainability, Law & Politics in Hawaii など

・フィールドトリップ
州裁判所・州最高裁判所、司法歴史博物館、法律事務所、ハワイ州会議事堂、刑務所等へのフィールドトリップ

3月8日 ホノルル発、成田へ(機中泊)
3月9日 成田着

 

 

参加者からの声
  • 「英語で法律の授業なんて、日本語でも難しいのに、無理だ!」と感じることは全くないです。早稲田の法学部に入学できたなら、まず問題ありません。1年生ならこれから専門性の高くなる授業への第一歩として。上級生でも、いつもと違った環境で。いつもと違った角度から法律を捉えることで「法律を学ぶ楽しさ」を再実感できると思います。そして、学年を越えて高い意識を持った仲間と出会えることが何よりも一番の収穫です。
  • このプログラムでは日本で生活していたら絶対に体験することのできないような貴重な経験をたくさん味わうことが出来ます。ハワイ大学での授業やハワイでの生活では日本と異なる点が多く見つかり、文化の違いなど肌で感じることも出来ます。また、講義のほとんどは英語で行われるため、英語への学習意欲が高まります。私は本プログラムを通して早稲田の学生はもちろん、他大学の学生やハワイ大学の院生から多くの刺激を受け、自分の大学生活を見直す良いきっかけになったと思います。
  • 私は今回の研修に行くまで海外経験がなかった、いわば「純ジャパ」でした。導入演習において英語で法を学んではいたものの、実際に研修が始まるまでは不安だらけでした。しかし現地では選び抜かれた優秀なメンバーと切磋琢磨し、勉強も遊びも全力で取り組むことができたと思います。またこの研修に参加することにより、米国のロースクールの存在を近く感じることができました。これは今後法律学習を続けていくうえで、必ずや大きな意味を持つと考えます。

海外学習

法学部では、短期プログラム以外にも海外学習の機会があります。法学部の副専攻プログラムのテーマをより深く学ぶ機会となったり、国際学生模擬仲裁大会に参加して鍛え上げた法律知識と語学力を発揮するなど、数あるプログラムから一例をご紹介します。

岩村健二郎ゼミ スタディツアー(キューバ)

2018年 ハバナ(2018年3月1日-3月8日)

キューバ日本大使館(日本人キューバ移住120周年事業)、キューバ・コスプレイヤー&コスメイカー連盟、レストラン”ミネ・ハポネ”、ハバナ大学哲学・史学部の協力により実施されました。

主な訪問先

元ベレン修道院診療所/キューバ日本大使館/カサ・デル・ソン/キューバ・コスプレイヤー&コスメイカー連盟/ハバナ大学哲学・史学部/サンタマリア・ビーチなど

キューバスタディツアーの一日
08:30 集合、それぞれバイク・タクシー(ココタクシー)にて旧市街集合場所へ移動
09:00 旧市街、高齢者介護診療所、植民地時代の史跡など見学
11:00 昼食
13:30 乗り合いタクシーにて日本大使館へ移動、日系人の方たちとの懇談、若手館員との懇談
14:30 アラマール有機栽培農園見学
16:00 ハバナ大学歴史・史学部特別授業「キューバの歴史」(パウラ・オルティス博士 la Dra. Paula Ortiz)
17:30 ハバナ大学校門でキューバ人アテンダントと集合、数グループに分かれて新市街を散策
21:30 新市街海沿いのイベント会場にて無料ライブ鑑賞
23:00 宿帰着

星井牧子ゼミ スタディツアー(ドイツ)

ドイツ(2019年2月2日〜12日)

訪問都市:フランクフルト、ギーセン、デュッセルドルフ、ボン、ベルリン
*早稲田大学海外への学生引率プログラム助成制度を受け、2006年、2016年に続き3度目の実施
*このゼミでは授業外の活動として、トリアー大学法学部で日本法を学ぶ学生とのオンライン遠隔交流を、2015年度より学期に3回ほど実施しています(希望者のみ参加)。日本語とドイツ語の両方を使い、そのときどきの時事問題など、法と社会が関わるトピックを取りあげています。

研修旅行訪問先

フランクフルト補習授業校/フランクフルト日本人国際学校/オズヴァルトガルテン商業高校(ギーセン)/Shimadzu Europa GmbH(デュッセルドルフ)/連邦政治教育センター(ボン)/ドイツ歴史博物館(ボン)/ザクセンハウゼン強制収容所/ドイツ連邦議会/在ドイツ日本大使館/フリードリヒスハイン・クロイツベルク市民大学(ベルリン)

スタディツアーのある一日
08:30 ホテルロビー集合、地下鉄で連邦議会へ移動
10:00 連邦議会見学、議場での概要説明および議事堂内部の見学ツアー参加、連邦議会議員との質疑、連邦議会議事堂屋上ドームの見学
13:00 昼食、徒歩でTiergartenを通って日本大使館へ移動
14:30 在ドイツ日本国大使館訪問、公使のレクチャーとディスカッション
16:00 自由行動
19:30 市内ドイツ料理レストランで集合、夕食
22:00 徒歩でホテルに帰着
2月2日(土) フランクフルト現地集合
午後:フランクフルト補習授業校訪問、授業見学、生徒との交流
2月3日(日) 各自のテーマに基づく自由行動
夜:フランクフルト大学で日本法を学ぶ学生との交流(夕食)
2月4日(月) 午前:フランクフルト日本人国際学校訪問、授業見学
午後:ヒュッテ法律事務所訪問(希望者のみ)
2月5日(火) オズヴァルトガルテン商業高校(ギーセン)訪問、移民背景をもつ生徒へのドイツ語授業プロジェクトDaZuLERNENの授業見学、生徒との交流
2月6日(水) フランクフルトよりデュッセルドルフに移動
午後:Shimadzu Europa GmbH訪問、欧州の規制に関するレクチャー
2月7日(木) Bundeszentrale für politische Bildung(連邦政治教育センター)、Haus der Geschichte Bonn (ドイツ歴史博物館)見学
午後、自由行動
2月8日(金) デュッセルドルフよりベルリンへ移動
ベルリン市内見学
2月9日(土) Gedenkstätte und Museum Sachsenhausen(ザクセンハウゼン強制収容所)見学
2月10日(日) 各自のテーマに基づく自由行動
2月11日(月) 午前:ドイツ連邦議会訪問
午後:在ドイツ連邦共和国日本国大使館訪問
2月12日(火) 午前:Gilberto-Bosques-Volkshochschule Friedrichshain-Kreuzberg (フリードリヒスハイン・クロイツベルク市民大学)訪問
プログラム終了、現地解散

 

 

スタディツアー(ドイツ)参加者からの声
  • 今回の研修で私には重要な意識の変化があった。誰かと接するときには個と個のコミュニケーションを心がけるということ、相手の立場を想像しながら今一度自分から発信することば一つ一つに注意を向けなければならないということを強く意識するようになった。今回の研修は私にとって初めての海外体験であったが、日本にいるだけでは得られない視点を得ることができるという点において、海外での人々との出会いは大変貴重なものであると感じた。凝り固まった思考や狭まってしまった視野を広げるために、今後は機会があれば可能な限り外国に飛び出して、様々な物事に対する多角的な視点を身に着ようと決意を新たにした。
  • Shimadzuでは欧州規制関連の活動をされている方、大使館では外交官のお話を伺った。お二方のお話は共通する点が多く、その中でも特に「相手方との交渉においては、自分の意見や案が100%採用されることよりも、自らも相手方も成果が得られるような結論(いわゆるWin-Win)にいたることが最優先であり、それがやりがいになる」という点で一致していたことに驚いた。この一致から、私は法学部の必修科目としてドイツ語を二年間学んだ意義に気付かされた。「Win-Winへの到達」には、相手の言語で自己の意見を述べることができる必要があると感じたからである。また、妥協点を見つけるには、相手の主張をよく聞き、分析し、自己の主張と比較しなければならない。そのためにもコミュニケーションツールとしての語学力は必須である。法学部の必修科目として二年間外国語を勉強するのは、単に語学力を磨くだけでなく、法曹をはじめとする最前線の舞台で活躍する人材を育成するという目的があったことに気付かされた。
  • 自分の中のドイツのイメージは確実に変化した。ドイツは想定していたよりもずっと国際色豊かだった。今回の研修旅行では、どの訪問先でも新たな発見ばかりだった。補習校の中学生を見て、グローバル化がどんどん進むいま、このまま流されるまま生きているのではやっていけないだろうと感じた。失敗しても許される学生のうちに積極的に発言したり行動するように心がけたい。的外れな発言であっても、外に出してみないと修正の機会がないままだ。成長するためにもたくさん失敗を重ねることが大事であることを忘れないようにしたい。
  • 補習校の授業に参加して、生徒の積極性に驚いた。(…) 中学二年生の社会の授業に参加し、夏時間や捕鯨について中学生たちとともに議論した。みな初対面の年上の大学生にも物怖じせず発言しており、10分の議論ののちの1分程度の発表もとてもよくまとまっていた。(…) 中学生たちは自分の意見をしっかりと述べており、人の意見に賛同するだけの生徒や、黙って場をやり過ごそうとしている生徒はいなかった。私は大学に入学してから中学・高校の時よりは発言しているつもりであったが、まだどこか躊躇していた。ベルリンで訪問した日本大使館の方のお話にも会議における日本人を揶揄した「3S」の話がでてきた。Smile, Silence, Sleepingだ。日本の教室にいると発言する人の方が少数である場合が多くなかなか勇気が出ないが、日本の教室における世間体を気にするよりも世界を視野に入れて勉強していこうと思った。
  • ギーセンにある学校での移民背景を持つ生徒そして難民へのドイツ語授業では、最初に、この授業に参加している生徒の国籍を挙げるということがなされたが、そこで名前が挙がった国には内戦などでよくニュースに取り上げられる国から、まったく聞きなじみがない国まで多様な国が挙がった。私はその多国籍さに驚くとともに、もともとは母語も宗教も文化的にも違う人たちが同じ教室で同じ授業を和気あいあいと受けていることに感銘を受けた。またその後、生徒と日本とドイツの違いについてドイツ語で話し合うという時間があった。最初はドイツ語で書かれている文章も読めず、またドイツ語で話していることもわからず、さらに自分の言いたいことも全く伝えられないような状況であった。しかしドイツ語以外に英語を使ったり、ジェスチャーを使ったりしながら話していくうちに、授業が終わるころには何となくコミュニケーションが取れるようになり、仲良くなることもできた。人と会話するときには言語能力というのも大事なことであるが、それ以上に相手と会話しようという気持ちを見せるということが大事であると学んだ。

久保田隆ゼミ Vis Moot国際学生模擬仲裁大会参加

よくある質問にお答えします!

出発前と帰国後の履修計画を立てていけば4年間で卒業できます。半期や1年間の中長期留学の場合は、早め(留学開始の1年前)に法学部事務所に相談してください。

具体的な計画の立て方は、在学生向けの留学ページも参考にしてみてください。

プログラムによって様々です。短期プログラムは夏休みや春休みに開催されるので何年次でも参加できます。1学期~1年間の中・長期留学は、2年次秋出発や3年次秋出発の学生が多いです。

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