Waseda Business School (Graduate School of Business and Finance)早稲田大学 大学院経営管理研究科

その他

◆全日制グローバル
楊志杰さん

グローバルな”修羅場”で武者修行

横(楊志杰)

 

【WBSに入学した理由】
日本留学の幸運を掴んだことに感謝しており、将来より良い形で日本の為・母国の為・世界の為に貢献できる人材となりたいからです。その為には、若いうちから伝統的な学説のみならず、グローバルな環境で常日頃の徹底的な議論の積み重ねが不可欠だと考えました。これを実現する舞台として、WBS以外を考えることは難しいと思います。なぜならば、WBSは、国際感覚に富み世界レベルの経験を持つ経営学者・国内超トップクラスの実務家教授陣と、国際色溢れる学生たちが揃っているからです。将来のことを考えた際、それらの教授陣・学生に揉まれる環境が一番整っている場所で学びたいと思い、WBSを選択しました。また、WBSでは海外トップクラス校との学生交換協定や現地とのインターシップ制度も整っています。それらを活用することが私にとって世界的なネットワーク作りと、将来のイノベーションを目指すうえで欠かせない力になると思量し、入学しました。

【苦労したこと】
自分は実務経験を持っておらず、日本人でもございません。その分を如何に補い、克服していくかというところで少し苦労をしていました。M1の時、印象に残ったことを1つ述べさせていただきます。それは、早稲田大学22号館地下PCルーム(24時間使用可能)で体験したことです。2014年12月31日の夜、23時になっても帰宅しない学生が多く、皆「当たり前」のような顔をして、すさまじい勢いで勉強をしています。それを目の当たりにした私もついついその「当たり前」の雰囲気に飲まれてしまい、帰宅が2015年1月1日の朝1時過ぎになりました。この体験から「これが早大生なんだ」と感じられました。

【得たもの】
いろいろありますが、例えば、専門知識のほかに、「無知」「貪欲」「学びの喜び」や「ネットワーク・仲間」などがあげられます。しかし、スポーツ選手のトレーニングのように、自分に負荷をかけてやってみなければ、それらの醍醐味は体験できないことが分かりました。これも私がWBSで得た一つの「財産」です。

【キャリアへの影響】
将来キャリアへの影響が非常に大きく、重要だと思います。WBSに入学してから一つ変わったことは、グローバルなマインドが芽生えたことです。米国では、1つの講義に出席するのに300ページくらい予習として読んでおかないとついていけないと聞きます。5つの講義になると、1500ページになります。将来、ビジネスライバルになりうる人々は日本国内のみならず、世界のあちらこちらから出てくるかもしれません。そうしたライバルと戦う力をよりよく身につけるためには、常に世界レベルの経験を持つ教授陣や国際色の溢れる学生たちと切磋琢磨するなかで、自己を極めていくのが近道なのではないかと考えます。こうした意味でも、WBSのグローバルな“修羅場”における訓練環境やグローバルなネットワークのパワーが極めて強いと思います。
また、同じWBSのネットワークに入っているメンバーたちについて、「どの国、どの都市」「どの業界」「どのポジション」などの情報を収集し“データベース化”しておけば、何かあった時、それをうまく活用することで、生産性が格段的にアップできると確信します。そして、卒業した後も自然にこうした環境とネットワークに入ってしまうので、一生その近道で走り続けることができます。従って、私にとって将来キャリアへの影響が非常に大きく、重要だと思います。

【ビジネススクール進学を検討する方へのメッセージ】
上記でも少し触れましたが、ビジネススクールは「ネットワーク外部性」が働く市場だと思います。WBSには修了生はもちろん、在学生の数も多く、また全日制グローバルには留学生も多数在籍しています。異国・異業種・異職の教授や学生たちが集まっています。つまり、WBSは規模が大きくかつ多様性・国際色に溢れるグローバルなネットワークです。さらに、2016年4月からファイナンス研究科と統合し、「経営管理研究科」を新設し、収容定員が500名以上になりました。ビジネススクールの規模が日本でダントツ1位になります。これは、WBSのネットワークユーザーが拡大することにより、そのネットワークに加入している参加者である我々にとって、その価値もますます上がっていくことが分かります。
このような恵まれた環境下で、これほど勉強できる場所はほかになかなかないと過去二年間で痛感しました。幸せとは何か、この場所で毎日しみじみ感じられます。WBSの学生であることを、大変誇りに思っています。これからWBS一人のメンバーとして皆様とともに、一生をかけて早稲田大学及びWBSのDNAをどんどん吸収し、そして新たに創造し、ネットワークを含めてそのバリューを高め続けたいと思っています。新しいメンバーの皆様をお待ちしております。

【印象に残った言葉】
There are no problems in the world, there are only tasks to do.

◆経歴
2008年10月 来日
2010年3月  日本語学校 卒業
2010年4月  日本大学商学部 入学
2014年3月  日本大学商学部 卒業(首席卒)
2014年4月  早稲田大学ビジネススクール 入学
2016年3月  早稲田大学ビジネススクール 修了(首席卒)

※上記はすべて2016年5月時点の情報・原稿です

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