夜間主プロフェッショナル マネジメント専修
人材と組織に関する理論と実務での課題を紐づけながら
議論を積むことで学びが深化
人事制度関連の企画業務に長く携わり、人事領域の専門性を培ってきた自負がありました。しかし人事制度改革プロジェクトを進める中で、これまでの知識や経験が十分に活用できていないことや、チームをリードする力が足りていないことに課題感を持つようになりました。人事と組織のプロフェッショナルを目指して学びを深め、社外にもネットワークを広げたいとの思いから、人材と組織モジュールがあるWBSを志望しました。
所属するゼミのメンバーは業界も立場もそれぞれ異なるものの、人材と組織に対して関心や課題意識を強く持っているという共通項があります。杉浦先生を中心に、同期だけでなく先輩や後輩、他プログラムのメンバーも含めた縦・横・斜めのつながりがあり、その環境で多様な視点や意見に触れて理解を進める過程で、視野が飛躍的に広がりました。組織行動論の理論的な学びと、これまで実務で悩んできたことや課題に感じていたことを紐づけ、具体的な事象としてディスカッションすることでさらに学修を深めています。
人事と組織のプロフェッショナルになるというキャリア目標の実現に向けて、引き続き専門性を深掘りするとともに、WBSの充実した科目群を通して人事以外の領域についても知見を広げていく考えです。修了後はWBSで得た体系的な知識を十分に活かし、将来の経営人材を育てていくサクセッションプランの立ち上げをはじめとして、企業のありたい姿を見据えながら経営視点での人事制度改革の推進に取り組んでいきたいと思います。
略歴
2006年立教大学法学部卒業。いすゞ自動車株式会社に入社後、人事領域を中心にキャリアを積み、海外での新工場立ち上げや、経営企画などにも携わる。現在は人事制度改革プロジェクトや人材育成関連の企画業務などを担当。2022年4月WBSに入学。「人材と組織」モジュールの杉浦正和教授のゼミに所属している。
※上記はすべて2023年7月時点の情報・原稿です