夜間主総合
業界や専門が異なる仲間と議論し交流を重ねた経験は修了後も成長への原動力に
今後のキャリアの中で重要になるであろう、実践と理論をつなげる視座や知恵を身につけたいと考えたことがMBAプログラムの受講を決めたきっかけです。そのため、理論と実践のバランスがとれたWBSのカリキュラムが私の希望に最も沿った内容だと感じ、その中でも、より幅広い分野を学ぶことができる夜間主総合を選択しました。
淺羽茂教授のゼミでは、業界や専門が異なるメンバーが互いを受け入れ合い議論ができる雰囲気が常にありました。内容もさることながら、ゼミ幹事として1年間ゼミの運営に携われたことは、マネジメントの実践の場としても、貴重な機会であったと感じています。
プロジェクト研究論文の執筆では各種文献等の資料からの考察に加え、インタビュー調査も実施しました。対象者のリクルートからインタビュー内容の設計、インタビューの進行など、新しい経験を積むことができました。文献から得られた知見を実際のビジネスに落とし込んで解釈する作業は、今後自身のビジネスを円滑に進めていく上で応用可能なスキルだと感じています。
勤務する製薬会社では現在、開発医薬品の事業性評価を担当しています。WBSの学びの中で理解が深まったマネジメントに対する知見を活かし、各医薬品プロジェクトをより価値の高いものとして進められるよう、メンバーとコミュニケーションを重ねながら日々業務に取り組んでいます。WBSで意欲あふれる仲間と切磋琢磨した経験は、修了した今も、自分自身のさらなる成長を目指す原動力になっています。
経歴
2002年青山学院大学経済学部卒業。鳥居薬品株式会社に入社し、MRを経てプロダクトマネジメント部で製品マーケティングを担当。その後、新薬の薬価交渉担当を経て、現在は経営企画部で自社開発品や国内外企業からの導入候補品の事業性評価に携わる。2013年中小企業診断士登録。WBS在学中は淺羽茂教授の「戦略構想力」ゼミに所属。
※上記はすべて2019年6月時点の情報・原稿です