Q: 藤原ゼミでの学びとは?
A: 貨幣経済の『過去』・『現在』・『将来』
私は学部時代から「国家主権と貨幣」という問題に強い関心を抱いてきました。その後、EUという「超国家主体」が各国に主権を残したままで「ユーロ」という単一通貨を採用することになり、このテーマに取り組んだこともあります。現在、デジタルマネーと国家との緊張関係発生についても興味を抱いています。商学研究科の私のゼミでは、こうしたテーマを院生共々研究しています。ただし、ゼミ生の関心分野は多岐にわたっており、上記のようなテーマ以外でも私が指導可能な範囲であれば、修士論文執筆が可能です。多くの留学生が本ゼミで学び、極めて熱心に勉学に取り組んでいます。商学研究科は優れた教員が数多く在籍しており、多様な院生の要求に応えることができます。意欲ある学生に多数応募していただけることを希望します。
[藤原 洋二教授]
早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。玉川大学文学部非常勤講師、武蔵工業大学(現:東京都市大学)工学部専任講師、早稲田大学専任講師・助教授を経て教授となり現在に至る。
Q: 商学研究科の魅力とは?
A: 学生を全面的にサポートする陣容、資源、環境
ビジネス全般の知識と技術をさらに勉強したく進学しました。大学院では欧州経済通貨統合について研究し、実例と統計データから欧州通貨統合を分析しました。今は日本航空でステーションオペレーションの仕事をしています。飛行機の運航に必要な情報を収集整理してパイロットや空港内外の関連部署に伝達し、安全運航をサポートしています。大学院時代に専門知識のみならず、研究や論文作成で現在の仕事でも役立つ情報の収集、選択、処理の方法を身につけ、またフランス交換留学で視野を広げることができました。研究、留学、就職を支えてくださった商学研究科、藤原ゼミの皆様には感謝しています。
[鐘 日尭さん]
早稲田大学商学部卒業
同大学大学院商学研究科修士課程修了
日本航空株式会社勤務