当研究科では、企業団体からの寄附金により設置する科目(寄附・提携講座)を導入しています。これは、多角的でバランスの取れた専門家を養成するには、会計や保険数理についての高度な専門的知識のみならず、実践的・応用的能力を磨くことが不可欠であると考えているからです。寄附・提携講座では、企業団体よりコンテンツ企画協力や実務家講師派遣の面でもご協力をいただき、コンサルティングや保険数理等の多様な教育ニーズに応えた指導を行っています。
寄附・提携講座等に関する情報は、教務部のサイトをご確認ください。
また、詳細につきましては、当研究科にて随時ご説明いたします。
生命保険会社を経営する視点から、アクチュアリーの専門知識のみならず実践的・応用的能力を磨くことを目的とした講座です。各種事例をとおして、多角的な課題設定と、バランスの取れた課題解決について、双方向の意見交換を通じて学んでいきます。
本講義ではIFRS会計基準、国内外の開示・監査制度変革、次世代監査の課題と展望、M&A、不正会計などの会計・監査に関する幅広い領域について豊富な事例を交えた解説により、会計ナレッジをビジネスで活用するためのポイントを修得できます。
本講義では、金融の基礎、内部統制、コンプライアンス、金融規制とリスク管理、コーポレートガバナンスをカバーし、豊富な経験から得た知識やポイントを会計的視点や事例に触れながら入門者でも理解し易く解説します。
グローバルファームでの事例に基づいた最先端のタックスコンサルティングと、税を中心として経済の動向を学ぶ。デジタル等のホットなトピックスを織り交ぜながら、企業の成長戦略におけるタックスコンサルティングの重要性を解説します。
事業再生業界の最前線で活躍するプロフェッショナルたちが、事業再生の意義とメカニズム、プロセス、手続等について、豊富な実例を用いながら、理論と実務、成功のポイントを解説します。また、再生局面でのM&A(再生型M&A)の特殊性や要点も概説します。
経理部門が果たすべき内部統制やガバナンスについて、制度や背景、理論、実務について、事例とディスカッションを交えながら講義を行います。また、直近話題となっている「デジタル化(DX)」「リモートワーク」についてもテーマに取り上げます。
新規上場(IPO)の実務に携わる公認会計士5名により、最新のIPO市場動向及びIPO準備の実務を豊富な事例を織り交ぜて解説します。所属企業でIPOを目指す学生や、監査法人や証券会社等でIPO業務に携わりたい学生を歓迎します。
デジタルマーケティング、グローバルセールス等のCRMの最新動向、SocialMedia、AI、メタバース等のCRMの新テーマ、CRM知見を活かした地方創生ほか社会課題対応、スポーツなど幅広いテーマで現役コンサルタントが事例を交えた講義を行います。
未来のCFO組織はどうあるべきか。いま多くの日本企業がCFO組織の改革を進めていますが、本講義では、将来の環境変化やCFO組織の役割・機能のあり方、機能強化に向けた改革手法など、実際の事例を織り交ぜて学んでいきます。
野村グループの事業承継にかかるシンクタンクである野村資産承継研究所の現役コンサルタント(会計研究科修了生)が、税務、法務等を統合したコンサルティング実務について入門者を想定した実践的講義を行います。
簿記検定、国際会計検定など会計に関する試験は、日本の会計基準、国際的な会計基準によるものが別々に存在し、横断的に学ぶ機会は限られています。本講義では、IFRSやUS GAAPの基礎を横断的に日本語で解説します。
SDGs、CSRD、TCFD、SBT等の用語はメディアで一般化し、サステナビリティへの関心は企業の情報開示に留まらず、ビジネス活動に影響を与えています。欧州を主軸として、環境政策の歴史、ESGの基礎から講義を行い、会計プロフェッションへの期待や可能性を討議します。
インターネット生命保険のマーケティング、商品開発・会計・保険数理の理論や実務に加え、国内生保で初の導入となるIFRS17号保険契約、IFRSベースの事業計画策定やIR、ネット生保固有の特性を踏まえたリスク管理についても解説します。
寄附・提携講座係
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Tel : 03-3208-8540