Notice大切なお知らせ

財務部財務課
池田 聡史(2011年入職)

教育の早稲田、研究の早稲田を財務で支える

-現在どのような業務を担当されていますか。

私が所属している財務部は、学校法人としての早稲田大学の財務を司る部署であり、学校法人の予算編成、決算、不動産管理および税務など財務会計の全般を担当しています。その中で、私は予算編成と決算を担当しています。予算編成や決算と言うと学生の皆さんには難しい話に聞こえるかも知れませんが、私自身も学生時代にこの分野を専攻していた訳ではありませんので、あまり身構えずに聞いてください。予算編成では、学内のすべての部署に対して年度毎の予算の編成方針を説明し、各部署からの予算申請を取り纏めた上で必要に応じて予算折衝を行い、予算を成立させるために必要な会議資料を作成しています。決算では、学校法人会計基準に準拠した計算書類を作成したり、ホームページ等で決算情報を学外に公開したりしています。何だか大学職員らしくないって思われる方もいるかも知れませんね。大学も民間企業と同じく法人組織なので、こういった仕事もあるんですよ。

-現在のお仕事のやりがいってなんですか。

教育にしろ、研究にしろ、何か新しい取り組みを始めるためにはお金が必要ですよね。例えば、本学の校舎や設備はどんどん新しくなっていて、学生の学修環境や教員の研究環境はより良くなっていますが、当然それらを整備したり改修したりするためには多額のお金が必要です。しかし、大学の主な収入源は、学生からの授業料や国や地方自治体からの補助金であり、大半を固定的な収入が占めています。健全な経営を実施し、安定的な財政基盤を確立、維持するためには、収入を計り、各部署が要望する予算すなわち支出を抑制し、収支のバランスを保つことが大切です。そのために、各部署との折衝を重ねて年度予算を策定しています。
本学の財務状況や今後の財政見通しを勘案した上で、各部署から予算の申請を受けた事業について、教育および研究に及ぼす効果を踏まえつつ、実施時期や実施内容、適正な予算規模を関係部署と協議して予算を決定し、事業の計画から実施を財務面から統制することが財務部の、そして、私の役目です。この仕事を通じて本学の事業活動を広く知ることができる面白みと大学経営の一端を担っているという自負がこの仕事のやりがいです。

海外派遣研修で見えたグローバルリーダーを輩出する意味

海外派遣研修に応募されたそうですね。

私が本学に入職して最初に配属された部署は理工センター研究総合支援課というところでした。この部署は主に理工系の教員や研究者の研究支援を行っています。その中で私は、教員が獲得した公的研究費(国から交付または委託された研究資金)の執行管理と民間企業や研究機関との研究契約の交渉や調整を担当しました。海外企業・研究機関との共同研究の契約件数は年々増加し、外国人研究員に研究費の経理処理ルールや事務手続きを説明する場面も増え、英語での意思疎通に苦労することが度々ありましたので、学内の研修制度を活用してフィリピンのデ・ラ・サール大学の短期英語学習コースに参加しました。

-初めての海外での語学研修はいかがでしたか。

フィリピンはフィリピノ語と英語の両言語を公用語としており、世界でも有数の英語話者人口を抱える国です。デ・ラ・サール大学の教師たちは英語を第二外国語として学習することの重要性と難しさをよく理解しており、我々生徒のレベルに合わせて懇切丁寧に授業を行ってくれました。授業で取り扱った話題に関連して、教師から日本の文化や事情について質問されることもありました。語彙不足により十分な説明ができず、歯がゆい思いをしたこともありましたが、そもそも質問されたことについての正しい知識がなく、明確に回答できないこともありました。拙い英語にも関わらず、日本の文化や事情について興味を持ち、時には驚きを持って理解してもらえた時は嬉しかったです。海外では外国人である私自身が日本人を代表する立場として見られること、自分の発言内容が日本に関する知識やイメージにそのまま影響を与えることを実感しました。単に英語を学ぶだけではなく、自国のことを適切に伝えるための知識と語彙を日頃から蓄え、外国人と交流する際に日本のことを説明したり、発信したりできるようにしておくことが異国間でのコミュニケーションでは大切であると感じました。

早稲田大学職員を目指す皆さんへメッセージをお願いします。

本学の職員はおそらく皆さんの想像を超えた多岐にわたる仕事に携わっています。所属する部署が変わると仕事内容も全く変わってきます。大学には学生や教職員を始めとして立場も年齢も異なる様々な背景を持つ人々が集まり、先端的な教育や研究が行われています。大学職員はそうした多様性や知的刺激に満ちた環境の中で働いています。そのため、好奇心が旺盛で何事にも興味のアンテナを張っているような新しいことへの挑戦をいとわない方にこそ、大学職員の資質があると思います。高い志と見識を持って教育研究のために尽くす気概のある皆さんと早稲田大学の未来をともに考え働ける日を楽しみにしています。

撮影=髙橋 榮

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