4月1日・2日に、早稲田アリーナにて2021年度学部入学式・大学院入学式を執り行いました。
新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、各回の参加人数が分散するよう開催回数および開催時刻を調整し、参加者を新入生本人のみに限定する形での挙行となりました。
2021年4月の学部入学者(約8,600名)が、早稲田の杜での生活をスタートさせました。また大学院入学者の約3,000名が、さらに学問を追究し、目指します。
田中総長から新入生に向けた式辞で、私たちは決してコロナ・パンデミックの経験をネガティブな記憶として残すだけではいけない。この中で学んだことを未来に繋げていかなければなりません。と述べ、そのために早稲田大学で「たくましい知性」を鍛え、「しなやかな感性」を育んで、世界の人類に貢献するグローバル・リーダーとなってください。と激励しました。
総長式辞の全文(学部入学式版)
総長式辞の全文(大学院入学式版)
学部入学式
【第1回】
祝辞 塚本 良江 様 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社 代表取締役社長
1986年本学政治経済学部卒業後、NTTに入社。1993年に渡米し、米国ダートマス大学AmosTuckビジネススクールにてMBAを取得。帰国後、検索エンジンgooやフリーメールなどを開発。2002年日本マイクロソフト株式会社に転職。取締役執行役として、MSN日本事業を拡大しchairman’sawardなどを受賞。NTTへ復帰後、2012年より、NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社 代表取締役社長。
【第2回】
スポーツ功労者表彰 坂井 利郎 様 公益財団法人 日本テニス協会副会長
1966年本学教育学部教育学科体育学専修入学。1年次から庭球部のレギュラーとして活躍、4年次にはキャプテンとしてチームを牽引。全日本テニス選手権では、シングルス・ダブルスともに幾度も優勝を重ね、グランドスラム大会では、全米・全英・全仏において3回戦進出。1974年テヘランのアジア競技大会では、シングルス、ダブルス、団体において金メダルを獲得し、3冠王となる。
選手引退後は、デビスカップや女子テニス国別対抗戦フェドカップの日本代表監督として手腕を発揮。現在、日本テニス協会副会長。
【第3回】
芸術功労者表彰 村上 春樹 様 作家
1975年本学第一文学部卒業。1979年「風の歌を聴け」で第22回群像新人文学賞を受賞、小説家としてデビュー。1982年『羊をめぐる冒険』、1987年ミリオンセラーとなった長編小説『ノルウェイの森』、さらに『海辺のカフカ』『1Q84』 など数々の話題作を発表し、現代日本文学を代表する世界的な作家として活躍。世界的にも高い評価を受け、フランク・オコナー国際短編賞、フランツ・カフカ賞、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、数多くの文学賞を受賞。
2007年創設の「早稲田大学坪内逍遥大賞」の第一回受賞者。
芸術功労者 顕彰状
村上春樹氏 挨拶文 ※掲載は4月下旬から半年間(10月末まで)となります。
【第4回】
祝辞 清水 喜彦 様 SMBC日興証券株式会社 顧問
1978年本学商学部卒業。株式会社住友銀行(現 株式会社三井住友銀行)にて、常務執行役員法人企業統括部長、代表取締役兼副頭取、取締役副会長等の要職を歴任。2015年にはSMBC日興証券株式会社の顧問を経て代表取締役副社長に就任。2016年代表取締役社長、2020年代表取締役会長、2021年4月より現職の顧問。本学ファイナンス稲門会の会長も務める。
【第5回】
祝辞 野本 弘文 様 東急株式会社 代表取締役会長
1971年本学理工学部卒業。東京急行電鉄株式会社にて、執行役員開発事業本部長、常務取締役、専務取締役、執行役員都市生活創造本部長等の要職を歴任。2011年4月代表取締役社長、2018年4月に現職の代表取締役会長に就任。
2019年9月には社名を東京急行電鉄から「東急」へ変更、さらに10月には鉄道事業を分社化し、新たなグループ経営を展開。本学の商議員も務める。
入学式アルバム
Waseda Live