村上春樹ライブラリーに柳井正氏支援

本年6月に発表しましたとおり、学校法人早稲田大学(総長:田中愛治)は、早稲田大学国際文学館(通称:「村上春樹ライブラリー」)を2021年4月に開館することを決定致しました。この「村上春樹ライブラリー」の建物は、本部キャンパスの演劇博物館に隣接する4号館を大規模に改築することも決定しております。

この大規模な改築の設計は、建築家・隈研吾氏(本学特命教授・東京大学教授)に依頼いたしましたので、4号館はその大胆な発想に基づき、国際文学研究の中の村上文学の研究・交流・発信機能を備えた新たなセンターとして生まれ変わります。

※画像は完成イメージにつき、実際とは異なります

この度、本学の卒業生でもある柳井正氏(株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)が、この国際文学館「村上春樹ライブラリー」の意義にご賛同いただき、4号館改築費用の全額(約12億円)をご寄附くださることとなりました。柳井氏は、日本文化の国際発信を非常に重要とお考えで、本学の国際文学館「村上春樹ライブラリー」への取り組みを評価していただき、今回多額のご支援をいただくこととなりました。

※画像は完成イメージにつき、実際とは異なります

本学は昨年11月4日に、村上春樹氏より小説作品の50言語以上で刊行された書籍全て、ならびに個々の作品の書評、直筆の原稿、海外で翻訳された膨大な書籍、数万枚のレコードコレクション等の貴重な資料を本学へ寄託・寄贈いただくことを、記者会見によって公表いたしました。これを契機と致しまして、本学では国際文学の中における村上文学をはじめとする日本文学・翻訳文学の研究を発展させ、国際発信し、国際交流をする画期的な研究センターを構築し、この取り組みを応援してくださる皆様のご厚志にそいたいと考えております。

村上氏直筆サイン

また、早稲田大学国際文学館「村上春樹ライブラリー」の英語名称は、The Waseda International House of Literatureと致しました。

なお、2020年2月を目途に、早稲田大学では村上春樹氏、柳井正氏、隈研吾氏と共に記者会見を実施し、早稲田大学国際文学館「村上春樹ライブラリー」の構想の全体像をご説明する予定です。詳細は、追ってお知らせいたします。

 

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