2019年7月4日、早稲田大学国際課はブリュッセル自由大学(Université Libre de Bruxelles)イヴァン・オングレ学長一行をお迎えし、「A committed and civic university. From economic ecosystem to citizen students: ULB in Brussels and in its’ European Alliance」と題する特別講演会を開催いたしました。講演会でオングレ学長はブリュッセル自由大学の社会的役割やグローバル社会への貢献等について語りました。
冒頭の挨拶で、早稲田大学田中愛治総長は、早稲田大学とブリュッセル自由大学との歴史を振り返り、「1996年に大学間協定を締結、2010年には両大学の更なる関係深化を目的とし、Privileged Partnership Agreementを締結、2016年にブリュッセル自由大学内に、欧州における情報発信及びネットワーク構築の拠点として早稲田大学ブリュッセルオフィスを開設し、学生交流・教員交流・共同研究など、日ベルギー間の教育・研究交流に努めてまいりました」と説明しました。
ブリュッセル自由大学は本学の最重要パートナーの一つと位置づけ、講演会後はブリュッセル自由大学欧州研究所、本学アジア太平洋研究科間の※ダブルディグリープログラムの調印を行いました。
最後に、両学間の連携強化を再確認し、今後も学生交流・研究連携を深めていくことで合意し、本イベントを締めくくりました。
※ダブルディグリープログラム
本学在学中にダブルディグリーのカリキュラムを提供する大学に留学し、所定の要件を満たせば、卒業する際に本学の学位と留学先大学所定の学位の両方を取得できるプログラムです。留学先大学におけるダブルディグリー課程修了のためには、外国語に関する高度な読解力、聴解力、会話力が求められるため、参加希望者の語学力については特に厳格な審査を行います。なお、プログラムによって、対象学部・研究科や期間が異なります。