2025年6月10日、リトアニア共和国のギターナス・ナウセーダ大統領が早稲田大学を訪問し、杉原千畝氏のレリーフへの献花、本学小野講堂で開催された国際科学イベント「Lithuania-Japan Science Forum」でのウェルカムスピーチを行いました。
この日、ナウセーダ大統領と田中愛治総長は、第2次世界大戦中にリトアニアに駐在し、多くのユダヤ人の命を救った日本の外交官、杉原千畝氏のレリーフに献花を行いました。これまでも本学では杉原氏のご縁でリトアニアと協力して数多くのイベントを実施しています。
つづいて、ナウセーダ大統領、田中総長は小野講堂へ移動し、「Lithuania-Japan Science Forum」に出席しウェルカムスピーチを実施しました。
田中総長はリトアニア・日本両国の縁に触れ、杉原氏が学んだ早稲田大学にとってリトアニアは今後も重要なパートナーとなることを強調しました。
ナウセーダ大統領は、今回の訪日で科学技術関連の各組織を訪問したことに触れ、今後の連携への期待を語り、このようなイベントが両国の連携をさらに深めていくことを強調しました。
「Lithuania-Japan Science Forum」はJSPS、リトアニア科学評議会、リトアニア大使館が主催、Lithuanian University Rector’s Conferenceおよび早稲田大学がパートナーとなり開催されました。本学を含む両国の多くの研究者が参加し、お互いの最新研究成果を確認しあうとともに貴重なネットワーキングの機会となりました。