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山口勉功研究室と日産自動車がレアアースリサイクル技術を共同開発

山口勉功研究室と日産自動車がレアアースリサイクル技術を共同開発
Posted
2021年9月6日(月)

カーボンニュートラル社会の実現に向けて2020年代中頃の実用化を目指した実証実験を開始

 

早稲田大学と日産自動車株式会社は、電動車用のモーター磁石からレアアース化合物を高純度で効率良く回収するリサイクル技術を共同開発し、2020年代中頃の実用化を目指した実証実験を開始したと発表しました。

この共同開発の一翼を担っているのが山口勉功研究室(創造理工学部 環境資源工学科)で、2017年より日産自動車と共同で材料技術研究所の大型炉を使用した研究を行っています。

 

> 日産自動車ニュースルーム「日産と早稲田大学、電動車用のモーター磁石からレアアース化合物を高純度で効率良く回収するリサイクル技術を共同開発」

> 早稲田大学トピック「レアアース リサイクル技術を共同開発」

電動車用モーターをそのまま大型高温炉に

1400℃以上で加熱溶融したレアアース層を傾注分離

溶融レアアース化合物をインゴットケースに流し込む

回収されたレアアース酸化物(緑色)